*探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件 [#n341dc1b] #amazon(B000UH1HT6,left) #amazon(B0007L8UAE,left) #amazon(,clear) **動画 [#f56538ca] #netvideos(1653362,,,,nico); **みんなの評価 [#m8cb4f29] このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。 #vote(すごく良い(絶対やるべき!!),良い(人に薦められる),普通(微妙),良くない(ちょっとがっかり),悪い(金返せ!!)) **こんな人にお勧め [#laf5730f] -ミステリーが好きな人。 -全年齢対象ということで、殺人現場などの残忍な場面が一切出てこないが、文章によるかなり残忍な表現は出てくる。 -もともと[[探偵・癸生川凌介事件譚シリーズ>http://genkimobile.jp/topics/s_kibukawa/index.html]]は携帯アプリらしく、このゲームでも過去の事件にまつわる話が出てくるが、過去のシリーズをプレイしていなくても問題ない。(このゲームはもともと携帯アプリとは別に作られたゲームらしいが、現在では携帯アプリとしても配信されているようだ。) **特徴 [#n6171f4b] -タッチ選択式推理アドベンチャーゲーム。 -主人公はゲームシナリオライターの生王正生。探偵の癸生川凌介の助手である白鷺洲伊綱とともに殺人事件の真相を追う。癸生川凌介はほとんど登場しない。 -ネットゲームと現実で同時に殺人事件が起こるというストーリー。 -推理する場面はほとんどないので、推理ゲームというよりも、サウンドノベルのような読み物に近い。 -少年法などの重いテーマを扱っているが、雰囲気は軽い。 -登場人物が個性的で、かなりユーモラス。 -ネットゲームが重要な要素となっており、ゲーム内でゲームをするような場面もある。 -ストーリーが若干変化する選択肢があるようだが、それほど変わるわけではない。 -字が大きくて見やすく、振り仮名もふられている。 -最後に評価が表示される。 -ゲームクリア後の後味は良くない。 -捜査メモを集める楽しみもある。 **概要 [#q364cadf] ネットゲームと現実で同時に殺人事件を中心に、様々な噂が絡んでくる推理アドベンチャーゲーム。 **システム、操作 [#a542c18b] 操作は、いたって簡単。調べたい個所をタッチするだけ。人の顔をタッチすると会話ができる。選択肢が表示された時も、タッチで選択できる。 「見回す」、「考える」、「呼ぶ」、「移動」などのコマンドが必要に応じて下画面に表示され、タッチして選択することができる。 移動ではマップが表示され、移動したい場所をタッチする。現在いる場所によって移動できる場所が変わることもある。 タッチパネルだけでなく、ボタンを使って操作することもできる。 上画面には「捜査メモ」が表示される。ゲームを進めて得た情報は、自動的に捜査メモに追加される。捜査メモは複数のタブに分かれており、さらにそれぞれのタブには複数のページが含まれている。Lボタン(またはRボタン)と十字キー(またはABXYボタン)を使ってページをめくることができる。 Xボタンで過去のメッセージを見ることができる。Yボタンで設定画面を表示して、セーブやロード、設定の変更を行うことができる。 **感想 [#ia63e85b] ストーリーはかなり面白く、時間を忘れてプレイしてしまった。「ミスティ・オンライン」と呼ばれるオンラインゲーム内と現実とで同時に起こる殺人事件、殺人現場に現れる仮面の人物、3年前の殺人事件と、その事件の犯人とされたが未成年者だったためすでに社会復帰したと噂される人物など、ミステリーとして盛り上げる不思議な要素がてんこ盛りだ。 しかしゲームが進み、いよいよ謎解きがはじまるというときになって事態が一変した。それまでは冴えに冴えた推理を展開してきた伊綱がなぜか急に明らかにおかしい推理を言い出したかと思うと、その後癸生川が超人的な推理ですべてを解決してしまう。しかもその事件の真相が、私にとってはがっかりさせられるものだった。確かにその真相は意外なものではあったが、いい意味でではない。犯人の動機が軽薄だし、トリックも納得のいくものではなかった((被害者が犯人をそこまで信用するとは思えない。))。 このゲームではネット社会や少年法などの硬派な話題を取り入れているが、最後の結論を読んで思ったのは、このゲームの作者はこれらの話題を単にストーリーをミステリアスにするための道具として使ったに過ぎず、これらについて何ら訴えたいことや問題提起したいことがあるわけではなかったんだということだ。また、最後の犯人の態度もそうだが、全体的に心理描写が足りず、淡々としすぎている感じがした。最後に癸生川が偉そうなことをしゃべるのだが、これも全く胸に響かないどころか、腹立たしささえ感じた。結果的に、非常に薄っぺらいストーリーだったという感想が残ってしまった。 途中までものすごく面白かっただけに、最後の結論に期待をしすぎて厳しい評価になってしまったのかもしれないが、このようなゲームの場合、最後のオチがいかに重要なものであるかを痛感した。 **ヒント [#c64e4deb] **攻略 [#u7772507] -[[仮面幻影殺人事件 謎解>http://shinsen.client.jp/kamen/kamen.html]] -[[Google:探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件 攻略]] **リンク [#pda5cc36] -[[探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件公式サイト>http://www.genki.co.jp/games/kibu_kamen/]] -[[Google:探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件]] **関連 [#x4f1ceaa] **コメント [#sa949157] #comment //これより下は編集しないでください #pageinfo([[:Category/Nintendo DS]],2010-01-16 (土) 02:05:07,DOBON!,2010-01-16 (土) 02:05:07,DOBON!) |