株トレーダー瞬 †
動画 †#u2b(1hLX8woTewQ) みんなの評価 †このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。 こんな人にお勧め †
特徴 †
概要 †株トレードを題材にしたゲーム。ただし、株の学習を目的としたソフトではない。ゲームは、アドベンチャーパートと、トレードパートに分かれ、アドベンチャーパートではアドベンチャーゲームのようにストーリーを進め、トレードパートでは、株取引のシュミレーションのようなゲームを行う。 システム、操作 †アドベンチャーパート †ゲームは、アドベンチャーパートと、トレードパートに分かれている。 アドベンチャーパートでは、普通のアドベンチャーゲームのように場所の移動や人との会話により、ストーリーを進める。ストーリーを進める以外にも、トレードセンターで株のトレードを自由に行ったり、買い物をしたりなどができる。普通のアドベンチャーゲームのような謎解き的なものは無く、アドベンチャーパートでゲームに詰まることはないだろう。 トレードパート †このゲームのメインはトレードパートであるといってようだろう。トレードパートでは、シュミレーションゲームのように刻々と変わるチャートを見ながら株の売買を行う。 トレードは、ソロトレードとバーサストレードの2種類がある。通常のトレードはソロトレードであるが、相手と一対一で戦うという、現実には到底ありえないようなトレードが、バーサストレードである。 チャート †株トレードは、上画面に表示されるチャートを見ながら、株を売買することにより行われる。株価の動きの折れ線グラフであるチャートは刻々と、かなりの速さ(約2秒で1日)で変化する。チャートの線の太さは、出来高を表す。 トレード中にニュース速報などのイベントが発生し、株価が大きく変動することがある。そのような事件が起こる前は、チャートが振動し、直前には真っ赤になる。 チャートは抵抗線や平均移動線などに接触すると、火花が散る。このときに株を購入すると「エントリーボーナス」というものをもらえ、株を売ったときにその分得をする。 株の売買 †株を売買するには、下画面の「BUY」や「SELL」ボタンをタッチする。1回タッチすると1株買う(もしくは売る)ことができる。空売りをすることも出来る。持っている株を一度にすべて売るために、下画面の銘柄欄で左から右にスラッシュすることも出来る。 複数の銘柄 †トレードは、複数の銘柄を選択して行うことが出来る。ただし画面には1つの銘柄のチャートしか表示できないため、複数の銘柄を選択した場合は、下画面で選択した銘柄のチャートが表示される。 トレーディングアーツ †トレードでは、トレーディングアーツ(TA)を3つまで装備し、使うことが出来る。株価を上げたり、下げたり、出来高を増やしたり、減らしたりするようなTAがある。また、バーサストレードで有効な、自分の精神力を回復したり、相手の精神力を減らしたりするようなものもある。 TAを使えるようになるまでは時間がかかる。その時間は、TAによって異なる。一度使ったTAは再び時間がたてば使えるようになる。 精神力 †トレードでは、精神力というものが存在する。バーサストレードで利確すると「プレッシャー玉」というものが相手に飛んでいき、相手の精神力を減らす。 精神力が0になるとダウンしてしまい、下画面を何回もこすって精神力を回復しないと何も出来なくなる。ダウンすると、TAの一つが全く使えなくなってしまう。 バーサストレード †バーサストレードは相手と一対一で行うトレード。バーサストレードにもいろいろなルールのものがあり、勝敗の決め方はそれぞれ異なる。ソロトレードのように日にちを決めてより稼いだ方の勝ちや、先に相手の精神力を0にした方の勝ち、8回連続で利確した方の仮などがある。 このゲームではストーリーを進めるための重要な要素としてバーサスモードがあり、バーサスモードで勝たないとゲームをクリアできない。 バーサストレードは精神力の減らし合いや、速さ勝負になるので、まるで対戦パズルゲームのようになる。 トレーダーランク †トレードを行うと、その結果に応じてトレーダーポイント(TP)をもらえる。TPは店で買い物をするときに使える。また、それまでに稼いだTPによってトレーダーランクがあがっていく。トレーダーランクがあがると精神力が増え、ソロトレードで使える資金の上限や、同時にトレードできる銘柄数が増える。 感想 †実際の株取引に役立つか? †私は株についての知識が全く無いため、このゲームが実際の株取引で役に立つのか分からない。しかし、株の基本的な用語とその意味や、チャートの見方などは、多少役に立つかもしれない。 また、ストーリー内で株にまつわる事件が幾つか起こるが、これらは実際に世の中で起こっている事件と通じるものがあり、なるほどと思わせる。 ストーリー †基本的なストーリーは、個人的な意見としては、あまりにありがちで、いまひとつだった。最後に驚くようなこともあるが、それも十分予想できたものだった。 また、ゲーム内で師匠たちが株について話していることと、実際のゲームで行っていることが余りに違いすぎて、支離滅裂になっている。株は危険なものであり、あまりお金を使いすぎないようにというようなことを言っておきながら、ゲームでは、全財産や、人生そのものまでも株につぎ込んでしまう。 トレード †このゲームのメインはやはりトレードモードだろう。チャートが抵抗線に接触すると火花が散ったり、何か事件が起こる前にチャートが振動しだし、赤くなるなどの演出は、面白い。ソロトレードは、比較的じっくりトレードに集中でき、運がよければかなり儲ける事ができ、それなりに楽しい。 ただ、トレードの結果の良し悪しが運によるところが大きいという点は、問題だろう(単純に私が下手なだけかもしれないが)。特に、バーサストレードにおいてそれが如実に現れる。バーサストレードでは主に速さの勝負となるが、速さではコンピュータに勝てるはずが無い。そのため、運が悪ければどんなにがんばっても負けてしまうし、逆に運がよければあっさり勝ってしまうこともある。その意味では、戦略云々より、何回もリトライしていればいつかは勝てますというゲームになってしまっている。 それ以外にも、様々な点で、いらいらさせられる。以下にその幾つかをあげる。
最後に †私がこのゲームをプレイする前に期待していたことは、このゲームで実際の株売買の楽しさを安全かつ手軽に味わえるのではということだった。例えば、自分が予測したとおりに株価が上がり、大もうけをしたときの喜びが味わえるのではないかということを期待していた。 ところが実際は違っていた。トレードモードの時間の経過が速すぎ、株価の変動をじっくりと予測することが出来ず、直感に頼らざるを得なくなってしまう。さらにバーサストレードにおいては、実際の株売買とは全く違った、対戦パズルゲームのようなものになっている。ここにはもはや実際の株取引の面白さに通じる要素が見当たらない。このゲームを作成した人たちは株のどこが面白いと思っていて、プレーヤーに何を楽しんでほしいと思っているのか、全く伝わってこなかった。 ただ株売買を骨組みにしてゲームを作成しただけであって、実際の株の面白さがどこにあるかなどは関係なく、ゲームとしての面白さだけを求めたというのであれば、それもありだろう。しかし、もしそうであれば、現実の株取引の形をもっと徹底して崩すべきである。 しかしこのゲームは、以上の点がクリアされれば、大化けする可能性もあるだろう。株価の変動をじっくり推理する楽しみが味わえるゲームになれば、逆転裁判にも並ぶゲームになるかもしれない。 ヒント †攻略 †リンク †
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