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*放課後少年 [#mf49305f]

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**みんなの評価 [#ra6b446d]

このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。

#vote(すごく良い(絶対やるべき!!)[13],良い(人に薦められる)[5],普通(微妙)[1],良くない(ちょっとがっかり)[1],悪い(金返せ!!)[0])
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**こんな人にお勧め [#w255cbb8]

-泣けるゲームをプレイしたい人。
-30〜40代の男性なら、昔を懐かしめるのではないだろうか。
-普段ゲームをしない人でも楽しむことができるだろう。
-画面に表示される人やものがかなり小さいので、目の悪い人には厳しいかも。

**特徴 [#w4a6d287]

-昭和50年代はじめの郊外の町を舞台にした、アドベンチャーゲーム。
-主人公は、小学6年生の男の子。
-友情をテーマにしたストーリーで、とにかく泣ける。
-スー消しやめんこなど、昔懐かしい遊びのミニゲームができる。
-「およげ!たいやきくん」や「ビューティフル・サンデー」などの懐かしい曲を聴くことができる。
-ゲームのシステムは、時間とともにどの場所にだれがいるかが変わり、会話を繰り返すことにより高感度が上がり、イベントが発生するという、まるで恋愛アドベンチャーゲーム(以下、恋愛ゲーム)のような感じ。
-恋愛ゲーム的な要素もある。
-1回クリアするまでの時間は短い。2周目以降ストーリーが大きく変わるということはない。

**概要 [#qd89a777]

昭和50年代はじめの郊外の町「昭和町」を舞台にした、アドベンチャーゲーム。友情をテーマにしたストーリーは泣ける。

**システム、操作 [#c181bc3b]

***全体の流れ [#w3f80d80]

学校の授業の終わった放課後にいろいろな場所に移動して、会話等を行うことにより、ゲームが進行する。

上画面には町全体のマップが表示され、下画面には主人公が今いる場所の固定カメラ視点の風景が表示される。画面をタッチすることで歩きまわることができ、人との会話や、物を調べる時もタッチで行う。

主人公が別の場所に移動すると時間が経過し、夜(19時過ぎ)になると自動的に自宅に帰される。なお、時間経過の早さを3段階で変えることができるので、じっくりやりたい人は、「おそい」にすればよい。

自宅では、家族と話したり、宿題をすることができる。その後就寝し、1日が終了する。

基本的には以上の繰り返しが、約1か月間(6月20日から7月21日まで)行われる。

***友好度 [#a9f0c102]

人と話すことにより、その人の友好度が上がっていく。また、会話中に選択肢が示される場合があり、答えによって友好度が上下する。

時間帯によって、どの場所にだれがいるかが変わる。つまり、誰かの友好度を上げたいときは、その人がいそうなところを重点的に探すことになる。

友好度を上げると、サブストーリー的なイベントが発生する。

***ミニゲーム [#he99f68a]

ゲームに登場する友達と、スーパーカー消しゴムやメンコで対戦することができる。

スーパーカー消しゴムのミニゲームは、レースとすもうがある。レースは、スー消しをBOXYのボールペンではじいて、少ない手数でゴールしたほうが勝ちというもの。すもうは、同じくBOXYボールペンでスー消しをはじいて相手にぶつけ、土俵の外に出したほうが勝ち。

スー消しをはじくには、まずボールペンの位置を決め、その後振り子のように角度の変わるボールペンを適当なタイミングでタッチする。

メンコは、相手を裏返らすか、外に出せば勝ち。自分のメンコをタッチし続けるとメンコが上下動を繰り返し、ペンを離すと、メンコをたたきつけたことになる。メンコが高い位置でペンを離すと、より強くメンコをたたきつけたことになる。またメンコを滑らすようにして落とすことで、相手のメンコを場外に出すこともできる。

スー消しやメンコは駄菓子屋で購入したり、対戦で勝つことやイベントでもらえる場合もある。

駄菓子屋には、ルーレットのどこで止まるかをメダルで賭ける「ピカデリーサーカス」や、10円玉をレバーではじいて穴に入らないようにする「宇宙旅行ゲーム」などの懐かしいゲームもある。

さらに町には、ブランコ、鉄棒、フラフープなどで遊べる場所もある。

***曲 [#l8e449f6]

「およげ!たいやきくん」や「ビューティフル・サンデー」など5曲をオリジナルの音(ただし、フルコーラスではないと思う)で聴くことができる。また、「宇宙戦艦ヤマト」や「学園天国」など10曲をインストゥルメンタルで聴くことができる。

***コレクション [#if29a444]

駄菓子屋で購入(あるいは当てる)ことができる商品や、スー消し、メンコを集める楽しみ方もできる。また、いろいろなところに隠してあったり、友達からもらえたりする、牛乳のふたを集めることもできる。

また、これらをコンプリートしたり、ストーリーをクリアすることで、カードを手に入れることができる。カードは全部で7枚ある。

イベントで写真を撮ることがあり、撮った写真はアルバムで見ることができる。

***お小遣い [#pda9cf0f]

たまに牛乳瓶を見つけることがあり、これを駄菓子屋に持っていくことで5円もらえる。また、お母さんからお小遣いをもらえることもある。

**感想 [#g7c9dcad]

このゲームは一言で言って、「泣けるゲーム」である。涙腺の弱い人ならば確実に泣けるだろうし、そうでなくても、熱いものがこみ上げてくることは間違いない。

ストーリーのメインは、4人の仲間との友情である。映画「スタンドバイミー」のような大事件は起こらず、ごくありがちな日常が過ぎていくだけだが、それだけに小学生時代の自分とオーバーラップして、しみじみとした、切ない気分にさせてくれる。このゲームをプレイして、久しぶりに昔の仲間に会いたくなったと思うのは、私だけではないだろう。

ゲームに登場する人たちはみんなさわやかで、いい奴ばかり。問題が起こっても、サクッと気持ちよく解決してしまう。このように現実離れをしている点が多いのだが、それで感動が薄れることはない。ゲームではテンポのよさや、キャラクター付けなどの誇張が当たり前のため、違和感を感じないのかもしれない。

また、ストーリーのほとんどがドラマや漫画などでよく出てくるようなベタネタで、目新しさはない。ただそのために、製作者としては確実にプレーヤーを感動させられるし、プレーヤーとしても安心して感動できるということなのだろう。

「泣ける」以外に、「懐かしい」というのもこのゲームの大きな要素だ。私はまさにスー消しブームを体験している世代なので、ガチャガチャに20円を入れてスー消しを買い、BOXYボールペンではじいて遊ぶという行為は、本当に懐かしく、昔を思い出した。スー消しを使ったミニゲームはとてもリアルで、実際にスー消しをBOXYボールペンではじいたような感覚を味わえた。スー消しの裏に接着剤を塗ってすべりをよくしたり、BOXYのボールペンのばねを強くしたりなどの改造ができたら、もっと楽しめたかもしれない。またスーパーカーの名前が架空(?)というのも残念だった。

ところでゲーム性についていえば、恋愛ゲームによくあるようなシステムで、目新しさはなかった。それどころか、このゲーム以上によくできた恋愛ゲームは山ほどあるだろう(私は恋愛ゲームにそれほど詳しくはないが)。その意味では、ゲーマーにとってはこの作品は物足りなく感じるかもしれない。

ストーリーも短すぎるのではないだろうか。ストーリーがもっと長く、いろいろな事件が起こったほうが、登場人物への思い入れも深くなると思うのだが。(逆に考えると、これだけ短くてこれだけ感動させるというのもすごいが。)

ストーリーがこれだけ短いということは、何周もプレイすることを前提としているのだろうが、その工夫が今ひとつだったように感じた。2周目以降にしか登場しないキャラがいるなどの工夫はあるが、メインストーリーは変わらないし、サブストーリーも簡単なので、それほどやりこみ度が高いとは思えなかった。ストーリーが短いなら短いでいいのだが、それならばもっといろいろなストーリーを用意してほしかった。また、一度見たメッセージやイベントを簡単にスキップできるようにすべきだったのではないだろうか。

もうひとつ言わせてもらうと、このゲームの「友好度」という要素の存在には違和感を感じた。親友という設定になっている人の友好度が低かったりすると、「見せ掛けだけの親友か?」と思ってしまう。最後の1ヶ月だけで友好度が決まってしまうのも腑に落ちない。そもそもこのような友情をテーマにして感動を誘おうとしているゲームで、「友好度」という現実的な数字を使って仲がいいか悪いかを測り、「友好度」を気にして行動しなければならないというのでは、素直に感動できなくなり、興ざめしてしまう。「友好度」といったパラメータを使わずに、もっと別の方法でゲーム性を維持することを考えてほしかった。

このゲームの外見は、今流行の「泣ける」という要素と「昭和」という要素に特化した、今までにない新しいゲームのように思える。しかしその中身には、使い古された、どこにでもあるシステムでしかない。このように古いシステムを使いまわしながらも、新しいユーザーを取り込む方法には感心させられた。

**ヒント [#n3bdde23]

**攻略 [#j229d899]

-[[Google:放課後少年 攻略]]

**リンク [#t27c4ca5]

-公式サイト: [[放課後少年>http://www.konami.jp/gs/game/houkago/]]
-[[放課後少年>http://www.konami.jp/products/houkago.ds/index.html]]
-[[Google:放課後少年]]

**関連 [#q4b0646a]

**コメント [#y709f4b9]

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