旧XBOX360でもKinectのアダブターが不用になる器具を使ってみる

「Enhanced Power Saver Transfer Adapter for Xbox 360 Kinect Sensor」なるものを見つける

KinectセンサーをXBOX360に接続するとき、本体が旧XBOX360ならばUSB/電源ケーブルが必要で、本体の電源アダブターとは別にKinectのアダブターもコンセントに差し込む必要があります。しかしXBOX360 SはUSB/電源ケーブルが不用で、本体のアダプターのみでOKです。私は旧XBOX360を使っていますので、これはかなり羨ましいです。

ところが、海外のネットショップであるDealExtreme.comに「Enhanced Power Saver Transfer Adapter for Xbox 360 Kinect Sensor」というものを見つけました。どうやらこれを使うと旧XBOX360でもKinectにACアダブターを付ける必要がなくなるようです(しかも、名前から察すると、電気も節約できるようです)。値段は意外と高めでしたが(それでも8ドルちょっと)、面白そうなので買ってみました。

商品が届く

数週間後に商品が届きました。パッケージは、こんなです。

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箱を開けてみると、商品が裸で入っているだけで、他には何もありませんでした。

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XBOX360本体とつなげてみる

早速XBOX360本体に付けてみました。まずXBOX360のACアダブターを差し込む箇所にこの器具を差し込みました。器具はただ差し込むだけで、XBOX360のアダブターのようにカチッとはまってボタンを押さないと外せなくなるということはありませんが、そこそこきっちり入りました(ただ写真のように、本体との間に少し隙間ができました)。

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次にUSBケーブルをXBOX360本体裏のUSB端子に差しこみました。これも問題なしです。

Kinectと接続します。そのためにまずUSB/電源ケーブルを取り外します。そして、USB/電源ケーブルに差し込まれていたUSBケーブルをこの器具の端子(アダブター差込口からのコードと、USB端子からのコードがつながった部分にある)に差し込みます。

以上が完了すると、以下の写真のようになります(シリアルナンバーは紙で隠しています)。

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電源を入れてみるが...

あとはXBOX360のアダブターを付けるだけです。早速アダブターを付けて、XBOX360の電源を入れてみました。

が...何も起こりません。電源が入りません。どうして?と思ってよく調べてみると、アダブターが器具から抜けかかっていました。アダブターを普通にXBOX360本体に差し込んだ時はボタンを押さないと外せないような構造になっていますが、この器具にはそれがなく、しかもアダブターを奥まで差し込んでもゆるゆるなので、抵抗なく、簡単に外れてしまうのです。

これに対するベストな対策は未だに分かりませんが、とりあえずほんの少し厚い紙を挟んで、簡単には外れないようにしました。熱くなる部分なのでよい対策とは思えませんが、抜けにくくはなりました。

もう一度電源を入れてみると、今度は問題なく起動しました。Kinectセンサーも問題なく動きます。電源が入ると、KinectのUSB端子を差し込んだ部分にあるLEDが青く光りました。

しばらく使ってみる

この器具を取り付けてから数週間経ちましたが、今まで問題なく使えています。Kinectのアダプターがなくなると、コードがゴチャゴチャすることがなくなり、またコンセントを2箇所挿し込まなくてよくなり、かなり快適です。Kinectを頻繁に使うのであれば、便利だと思います。

しかし、XBOX360のアダプターが簡単に外れてしまうのは、困ります。なにか良い対策があれば良いのですが...。


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