You're in the Movies:めざせ!ムービースター

動画

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こんな人にお勧め

  • みんなで盛り上がれるようなパーティーゲームを探している人。
  • みんなで集まった記念に何か残したいと思っている人。
  • 子供や学生などの若い人たちに特にお勧め。
  • 人前で演技をして、それが動画になることに抵抗がある人には向かない。

特徴

  • 体を使って遊ぶパーティーゲーム。
  • Xbox LIVEビジョンカメラが必要。
  • 最大で4人までプレイ可能。4人プレイでもコントローラは1つだけでOK。
  • 幾つかのミニゲームをプレイすると、最後にその様子を使ったムービーが出来上がる。
  • ムービーは映画の予告編風。人物の部分にプレイヤーの姿が合成される。
  • 用意されているシナリオの数は30。さまざまなジャンルのものがあるが、パロディになっており、笑える。
  • ミニゲームはコントローラを使わずに、カメラに写る姿を使ってプレイする。
  • ミニゲームだけを行うこともできる。(ただし始めはロックされている。)
  • 作成したムービーはサーバーにアップロードして、コンピュータにダウンロードすることができる。よって、出来上がったムービーを思い出として保存することができる。
  • 4人でプレイして、ムービーが出来上がるまでに30分程度かかる。
  • 出来上がるムービーの長さは、1分程度。
  • 用意されているシナリオ以外に、他の作品の場面を使ってオリジナルのシナリオを作ることもできる。この時、Xbox360ヘッドフォンを使って音声を入れることもできる。
  • 細かい部分までしっかり日本語化されている。
  • 初回限定版はXbox LIVEビジョンカメラ同梱なので、かなりお得。

概要

ミニゲームをプレイすると映画風のムービーが出来上がるパーティーゲーム。4人まで遊べる。Xbox LIVEビジョンカメラが必要。

システム、操作

ムービー作成の流れ

スクリプトを選択する。スクリプトというのは、ムービーの雛形となるもの。スクリプトは、あらかじめ用意されているもの(標準スクリプト)が30個あり、その他にユーザーが作成したユーザースクリプトやダウンロードコンテンツを選択することもできる。標準スクリプトは始めは数個しか選択できないが、ムービーを作成するにしたがってアンロックされる。

ピントが合っているか、照明の明るさが適当か、プレイヤーの立つ位置を確認する。

これらの作業が終わると、カットアウトスタジオとなり、背景からプレイヤーの姿を切り抜くための作業を行う。背景のスキャンを行い、正しく自分の姿がムービーに合成されるかを確認する。カットアウトスタジオはムービー撮影中にやり直すこともできる。

何人でプレイするかを選択する。1〜4人まで選択できる。

プレイヤーの配役を決める。指定された配役の枠にその役のプレイヤーが表示されるように並ぶ。プレイヤーが4人未満の場合は、それ以外の配役はあらかじめ用意されている俳優が演じる。

いよいよ撮影開始。人使いの荒い監督にプレイヤーの名前(プレイヤー1〜4)を呼ばれ、何をすればよいか指示される。呼ばれたプレーヤーはカメラの前に立って指示に従う(プレイヤーがカメラの前に立ったか立たないかにかかわらずゲームは進行していくし、取り直しもできない)。プレイヤーへの指示は、ミニゲームかゲームと関係のない演技のどちらかとなる。

ラウンドが1〜4まであり、1つのラウンドで各プレイヤーが1回ミニゲームを行う。ミニゲームは全員同じゲームをするわけではなく、通常、一人ひとり違うミニゲームとなる。二人で競い合うミニゲームもある。

すべての撮影が終了すると、出来上がったムービーが上映される。ムービーは1分程度。

その後、ムービーを保存(セーブ)するか選択できる。

最後にミニゲームの得点結果が発表される。これは映画祭の授賞式風で、優勝者は「You're in the Movies賞」を授与される。

カットアウト

カットアウトスタジオでうまくカットアウトされるようにするには、いくつか気をつけなければならないことがある。カットアウトしたときと撮影中とで背景が変化してはいけないので、背景に動くものがあってはいけない。例えばカーテンが風で動いたり、壁に影ができたりすると、うまく背景が透明にならない。明るさが変わっても良くないので、カーテンを閉めて、照明をつけて撮影した方がよい。また、背景と似ている色の服を着ていると、その部分が透明になってしまうので良くない。うまくカットアウトを行うのは、なかなか難しい。

ムービーのアップロード

作成してセーブしたムービーは、インターネット上のサーバー(You're in the Moviesダウンロードセンター)にアップロードすることができる。アップロードするには、Xbox LIVEに接続している必要がある(ゴールドである必要はない)。

ムービーをアップロードすると、ダウンロードするためのページのURLが記されたEメールがXbox LIVEの登録で使用したWindows Live IDのEメールアドレス宛に送信される。ダウンロードは1回しかできない。ダウンロードされるファイルは、WMV形式となる(ファイル名は「YITM.wmv」)。ファイルのサイズは、ムービーによって異なるとは思うが、15MB程度。ビデオのサイズは640x360だった。

1日にアップロードできるムービーの数には制限がある。

スクリプトの編集

すでにあるスクリプトの一部分(ショット)を抜き出して並べることで、独自のスクリプトを作成することができる。または、ショットごとに俳優の演技を撮影して、ムービーとして保存することもできる。BGMを変更したり、Xbox 360ヘッドセットを使って音声を入れることもできる。

白黒やノイズなどの特殊効果を入れることもできる。

感想

パーティーのためのパーティーゲーム

このゲームはパッケージを見ただけでは何のゲームだかさっぱり分からないが、これは間違いなくパーティーゲームである。しかも、「パーティーで盛り上がるゲーム」という意味でのパーティーゲームとして、今まで私がプレイしたどのゲームよりも優れているかもしれない。同類のゲームが既に存在しているのか私は知らないが、もしまだないならば、今後この手のゲームが増えそうな予感がする。

このゲームがすごいのは、パーティーゲームとムービー作成を合体した点だ。しかもその合わせ方が実にうまい。ムービーに使用されるプレイヤーの動きやリアクションは、ミニゲームなどで撮影されたものであるが、「あのときのリアクションをこんな場面で使うの」という意外性があり、思わず笑ってしまう。

このゲームをプレイして、私はドラえもんの一つの話を思い出した(調べてみると、『超大特撮映画「宇宙大魔神」』、アニメでは「SF超大作ウルドラマン」という話のようだ)。その話では、ドラえもん達が簡単に特撮が撮れるカメラ(イージー特撮カメラ)を使って、ヒーローものの映画を作ろうとする。ジャイアン抜きで撮影を進めるが、途中でジャイアンにばれてしまう。もちろんジャイアンは「俺がヒーロー役だ」と言ってきかないが、悪役しか残っていない。そこでジャイアンにはヒーロー役だと言ってだまし、実際には悪役のシーンを撮影する。例えば、食事をするシーンと言ってヒロインのしずかちゃんを食べようとするシーンを撮ったり、昼寝のシーンと言ってヒーローに倒されたシーンを撮影する。最終的には秘密に行った映画の上映会にジャイアンがやってきて、真実を知ってしまうのだ。

このゲームでははじめに配役を決めるので、ジャイアンのように後で悪役だとわかって激怒するということはないが、まったく違う状況を想定して演じたリアクションが意外な場面で使用されるという面白さは、全く同じだ。

シナリオ(スクリプト)には、SF、アクション、サスペンス、ホラーなど様々なジャンルのものがあるが、内容はすべてパロディになっており、悪役もプレイヤーが演じる。そのため、出来上がるムービーはかなりおかしく、仲間同士でムービーを作成すれば、確実に笑いを取れるだろう。

また、ミニゲームはコントローラを使わないため、ゲームになじみの無い人でも抵抗なく楽しめるだろう。ミニゲームの内容が少し甘いため、ある程度のゲーマーならば満足できないかもしれないが、ゲーム初心者もワイワイ楽しめるという点を考慮すると、ちょうどよいゆるさと言えるだろう。(そもそも全員が同じミニゲームをするわけではないので公平性に疑問があり、ミニゲームはおまけ位に考えるべきだろう。)

コントローラを4個用意しなくてもよいという点も、何気にポイントが高いのでは。XBOX360のコントローラは高価なので、たまのパーティーゲーム大会のためにその出費をするというのはかなり痛い。その点このゲームはコントローラ1つとXbox LIVEビジョンカメラだけでOKだ(初回限定版はXbox LIVEビジョンカメラが同梱されている)。

出来上がったムービーをパソコンでダウンロードできるというのも気が利いている。パーティーでムービーを作成して、それを思い出として保存しておくことができる。

ただ、出来上がったムービーがかなり短いのは残念だった。映画の予告編という感じで、ほとんどの場合、物語として完結していない。ミニゲームなどで撮影された映像も、驚くほど短い時間しかムービーで使用されない。長いムービーは容量が大きくなってしまうため無理だということは分かるが、この点が改良されれば、もっと面白くなると思うのだが。

さらに、現在は、独自のスクリプトを作成するには既存のスクリプトのショットをよりぬくしかないが、これが完全に自由にスクリプトを作成できるようになり、そのスクリプトを自由に公開できるようになれば、かなり面白いことになりそうだ。しかしそこまで高度なことはパソコンでないと無理かもしれないが。

プリクラに次ぐアイテムとなりえるか

このゲームは人前で演技をしたり、その様子がムービーになってみんなで面白がるということに抵抗があるシャイな人には向かないと思うが、そういうことに抵抗のない人には新たな使えるアイテムになるのではないだろうか。特に、携帯電話で動画を撮り合ったり、プリクラで写真を撮ったりということに慣れている若い人たちには利用価値が大きそうだ。

このようなゲームが、カラオケボックスやゲームセンターにあったらかなり人気が出るのではないかと思った。例えばカラオケボックスでこのゲームを使ってムービーを作成し、それをDVDに焼いてくれたり、携帯電話にダウンロードできたりしたら、若い女性に人気が出そうだ。ゲームセンターに置いたら、プリクラ以上に人気が出るのではないだろうか。

このアイデアに興味のある方は、ご連絡を(笑)。

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