レイトン教授と悪魔の箱

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特徴

  • 前作のレイトン教授と不思議な町と同様、「頭の体操」のような古典的なパズルを解きながら、ストーリーが進む。
  • 前作と比べ、違いはほとんどない。
  • ナゾの数は、本編で138問、おまけ的な「ひみつのモード」の「レイトンからの挑戦状」で15問出題される。
  • ストーリーはかなり感動的。
  • 東京ゲームショウ2007で無料配布された「レベルファイブプレミアムシルバー」に収録されていた「レイトン教授とロンドンの休日」と「イナズマイレブン体験版ver2.0」も収録されている。
  • 前作よりもムービー、音声が増えたような気がする。
  • 前作よりも数学の知識が必要な問題が増えたような気がする。

概要

レイトン教授シリーズの第2弾。開けると死ぬといわれている「悪魔の箱」の謎をおって、豪華列車で旅に出る。前作同様ナゾの監修は「頭の体操」の作者である多胡輝。

システム、操作

前作とほとんど変わらないので、新しい点だけを紹介する。

メモ

全ての問題でメモを取れるようになった。画面左のメモボタンをタッチすると、画面全体が薄くなり、画面にペンを使って自由に書くことができるようになる。画面に書いたメモは、「戻る」をタッチすると一時的に消えるが、再びメモをタッチすると、現れる。「クリア」をタッチするとメモを全て消せるが、メモの一部を消すことはできない。

ふしぎなカメラ

カメラの部品を集めてカメラを組み立てると、写真を撮れるようになる。写真を撮れる場所は決まっており、そのような場所に来ると、画面右上にカメラのマークが出る。このカメラのマークをタッチすると、写真が撮れる。

カメラで撮った写真と実際の風景には違いが3箇所あり、間違い探しの要領で探して指摘する。全ての間違いを探してからその場所で探すと、「隠されたナゾ」を発見できる。

すべての写真の間違いを探すと、「レイトンからの挑戦状」で部屋が一つ開く。

ハムスター

太り気味のハムスターをダイエットさせるパズル。指定された歩数以上ハムスターが歩くように様々なアイテムを適切に配置する。ダイエットに成功したハムスターは、メダルを探してくれるようになる。また、「レイトンからの挑戦状」で部屋が一つ開く。

ハーブティー

8つの材料のうち3つを使ってハーブティーを調合することができる。正しく調合されたハーブティーはレピシに残る。ハーブティーの数は全部で12種類。

ハーブティーはレイトンや町の人たちにふるまうことができる。町で汗をかいたような人がいたら、その人にハーブティーをふるまうことができる。その人の話を聞いて適切なハーブティーをふるまうと、感謝される。26人に適切なハーブティーをふるまうと、「レイトンからの挑戦状」で部屋が一つ開く。

レイトン教授とロンドンの休日

「レイトン教授とロンドンの休日」は前作の「レイトン教授と不思議な町」の後、「悪魔の箱」の前の話となっている。ルークがレイトンの研究室を訪れ、ナゾを解くもの。ナゾを解くとシュレダーメモを入手でき、このメモには「悪魔の箱」につながる話が書かれている。ナゾは全12問。

感想

ストーリーは、前作よりも格段に感動的になった。また、前作は早々に最後の落ちが分かってしまったが、今作はストーリー上のナゾも最後まで楽しめた。

肝心のナゾだが、私個人の正直な意見としては、前作よりも質が落ちたか、贔屓目に見ても、同程度としか思えなかった。

今作は、数学の問題が増えたような気がする。しかも、方程式やピタゴラスの定理などの知識を必要とする問題もあった(解答の説明がそうだったため、他のもっとスマートな解決法はないのだろう)。このような問題は学校の入試問題と変わらず、レイトン教授で出題されるナゾとしてふさわしいのか疑問を感じた。少なくとも私はこのような計算力や知識を試す問題を全く期待していない。

古典的な問題をアレンジし、意地悪の要素を加えたようなナゾも幾つかあったが、これらは解答を知ってももやっとするだけで、すっきりできなかった。また、新聞や雑誌などの後ろの方に載っている類の問題(間違い探しなど)が増えたような気もした。この手のナゾが悪いとは言わないが、レイトンらしいかというと疑問だ。

そのほかのナゾに関しても、前作と比べると、どのようにすれば解けるか考える楽しみや、解けたときの喜びを存分に味あわせてくれる良問が少なくなったように感じた。

このような私の感想は、前作を過剰評価しすぎているからかもしれない。実際に、今作でも良問は多数あった。しかし、「ナゾトキX映画級」というこのゲームのうたい文句の「映画級」ばかり力が入り、肝心の「ナゾトキ」の方がおろそかになっているのではないかと心配になる。「ナゾトキ」には「ネタ切れ」という限界があり、たくさんの良問を作成するのは大変だろうから、「映画級」により力を入れた方が簡単なのだろうとかんぐってしまう。

しかし私にはレイトン教授の購入者が「ナゾトキ」よりも「映画級」に期待しているとは到底思えない。少なくとも私は、ストーリーやムービーなどはおまけとしか思っていない。

このシリーズは次の作品で最後のようだが、次回はストーリーやムービーなどをそっちのけでも、「これぞレイトン」と感心させてくれるような良問をたくさん詰め込んでほしい。「良問こそレイトンの命綱」であることは間違いないと私は確信している。

ヒント

  • ロープに絡まった杭を抜くというナゾの「ナゾ131」に間違いがある。詳しくは、こちら

攻略

ちなみに、LEVEL-5はレイトン教授シリーズのナゾの解答をサイトで掲載しないように要請している(こちら)。この要請に従って解答の掲載をやめたサイトも存在する。

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