超執刀カドゥケウス

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動画

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みんなの評価

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こんな人にお勧め

  • アクションゲームが好きな人。難易度が高いので、アクションゲームが得意な人はやる気にさせられるのでは。
  • 逆に、難易度が高いので、アクションゲームが苦手な人には向かない。
  • 手術シミュレーションゲームや、アドベンチャーゲームだと思わないほうが良い。
  • 登場する病気のほとんどは架空のものなので、医学の勉強にはならないだろう。
  • 手術で血が出るので、血を見るのが極端に嫌いな人には向かない。ただし、それほど気持ちが悪いというわけではないので、普通の人なら大丈夫だろう。

特徴

  • 手術をモチーフにしたアクションゲーム。
  • 手術以外のストーリーに選択肢はなく、Aボタンでメッセージを送るだけ。よって、アドベンチャーゲームの要素はない。
  • 手術のほとんどは架空の病気に行う。動き回る病原体を相手にするため、タッチパネルを使用したアクションゲームのような感じ。
  • 手術に成功すると、スコアとランクが表示される。
  • 難易度はかなり高い。手術は何回もトライしなければ成功しないものがほとんど。
  • アクションゲームが苦手な人には、かなりの忍耐力が必要だろう。
  • 一度成功した手術は単独でプレイできるようになる。
  • メッセージのスキップが出来る。
  • 爆弾処理やパズルもある。

概要

超執刀の素質を持つ新米の外科医「月森孝介」が謎の奇病「ギルス」と戦う。手術はアクションゲームに近い。

システム、操作

公式サイトをご覧ください。

感想

私はアクションゲームが苦手なので、これはアクションゲームが苦手な人の個人的な感想になってしまうことをお許しいただきたい。

手術ゲームということでプレイしたのだが、私にはかなりの苦行であった。私なりに精一杯がんばったつもりだが、ついに最終章の途中で断念してしまった(今までと同じ手術を再びやらされるようだったので、嫌になってしまった)。

手術中はとにかく忙しい。放っておくとあっという間に患者のバイタルが無くなってしまうので、バイタル回復の注射を打ちつつ、急いで別の処置を行わなければならない。制限時間もシビアで、残り時間も気にしなければならない。

手術後は、成功しようが失敗しようが、ぐったりと疲れる。成功してもこれといった充実感はなく、やっと終わってくれた、もう二度とやりたくないという気持ちになる。手術法が良く分からないうちの失敗は仕方がないとして、それ以降に失敗したときの腹立たしさは尋常ではない。バイタル回復の注射を打つタイミングが遅れたなどの単純なミスで失敗したのならまだタッチペンを思いっきり投げつける程度で収まるが(どこかにいってしまったタッチペンを探すむなしさはあるが)、そうではないときは絶望感で覆われ、苦笑いで電源を切り、もう二度とやりたくないと心の底から思わされる。

アクションゲームが得意な人は違うかもしれないが、手術を成功させるには失敗を繰り返し、何度もチャレンジしなければならない。試行錯誤を繰り返すことで、正しい手術法が見えてくるのだ。しかし私のような未熟者には、忙しい手術中でパニクっているのに、正しい手術法を探すなどという器用な芸当は難しすぎる。その上、同じことを何回も繰り返さなければならないという苦行に耐えるだけの忍耐力を持ち合わせていなかった。

そうはいうものの、アクションゲームが好きな人ならば、このゲームにはまってしまうかもしれないことは想像するに難くない。手術は一筋縄ではいかず、試行錯誤してどの方法が有効か自分で考えなければならない。また、普通にクリアするだけでも難易度が高いのに、最高ランクでクリアするのは至難の業なので、腕に自信のある人にはやりがいがあるだろう。手術で人を救うというシチュエーションも燃えるのではないだろうか。

さらにこのゲームの面白いところは、未知の病気に挑むという設定ではないだろうか。メスで切開するまで何が起こっているのか分からないドキドキ感や、いろいろ試して正しい方法を探す楽しさがある。このような点がもう少し強調されていても良かったのではないだろうか。

アクションゲームが苦手で忍耐力もない私のような人間がこのゲームをプレイしたということがそもそも間違いなのは分かるが、難易度を落とす以外に、ここが改良されれば私のような人間でもこのゲームを楽しめるかも知れないという点を勝手に考えてみた。

  • 操作性の向上
    操作性がもう少しよければ快適にプレイできたかもしれない。例えば、道具を選ぶとき、アイコンをタッチしてもスムーズに選べないことが多々あった。
    画面左右に4つずつある道具アイコンの並べられ方も気になった。例えば、よく使われる道具を左に置くとか、何らかの規則があれば道具アイコンの位置を覚えやすいが、これといった統一感がなく並べられているように感じた。
    手アイコンを2回タッチしなければ超執刀を行えないことも操作性を悪くしている。
    傷を縫う処置が難しく、慣れたと思っても何回も失敗してしまうことがあった。特に傷が幾つもあるときは、傷口の両端がどこなのか分かりにくく、勘で縫うしかなかった。
    ドレーンの使い方も難しく、スムーズな吸い込み、吸出しがなかなか出来なかった。
  • メッセージが表示されるタイミングの改善
    手術中にしばしばメッセージが上画面に表示される。メッセージが表示されると手術時間が止まる場合と止まらない場合がある。時間が止まるときは、手術が中断してしまう。時間が止まらない場合でも重要なメッセージが出ることがあるが、手術に集中していると、メッセージを気にしている余裕がない。重要なメッセージは時間を止めて表示するか、音などで重要なメッセージが出たことを知らせるべきではなかったろうか。
  • ストーリーの改善
    話が淡々と進むため、今ひとつ感情移入できなかった。また患者のほとんどは名前や身長、体重しか分からないため、「この人を助けたい」という気持ちになれなかった。ストーリーもありがちで、これからどうなるのか気になるということがなかった。私があっさり挫折できた原因の一つはこれだろう。
  • グラフィックの向上
    正直なところ、グラフィックからはやる気のなさを感じた。登場人物のグラフィックのパターンが少なく、メッセージの内容とグラフィックが合っていない場面が何回もあった。極端に怒っていたり、泣いていたりのグラフィックしかないため、突然ものすごく怒ったり、泣いたりして、違和感を感じた。

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攻略

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