Rooms(ルームズ) 不思議な動く部屋

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こんな人にお勧め

  • じっくり考えるような、正統派のパズルゲームが好きな人。
  • 絵が細かく、かなり見にくいので、目の悪い人には厳しいかも。
  • 公式サイトで体験版をプレイできる。

特徴

  • 部屋を並び替えて出口を目指す、正統派パズルゲーム。
  • 15パズルのように部屋を並び替え、様々なギミックやアイテムを駆使して、謎をとく。
  • ステージの数は全部で100。
  • 出口までたどり着くだけでなく、さらに部屋を正しい位置に並び替えているとゴールドスコアを獲得できる。
  • 自分でステージを作成することもできる。
  • 時間制限モードと、手数制限モードもある。
  • 難易度は、脱出するだけならば比較的簡単。すべての面でゴールドストアを獲得するとなると、難易度が上がる
  • ゲームの雰囲気、世界観など、いかにも洋ゲーという感じ。

概要

15パズルのように空いている箇所に部屋を移動させることで部屋を並び替えて出口を目指す、パズルゲーム。

システム、操作

基本

部屋を並び替えて出口から脱出するのが目的。15パズルのように、空いているマスに部屋を移動させて並び替える(ただし、空いているマスは1つだけとは限らない)。移動させることができる部屋は、現在主人公のクリスがいる部屋だけ。

主人公は、左右に隣接した部屋には、歩いて移動できる。上下の部屋には、階段がないと移動できない。ただし部屋の上下左右には壁がある場合があり、壁があると通れない。

アイテムとギミック

その他に以下のようなアイテムやギミックがある。

ドア
ドアには、左右のどちらからも開くことができるものと、どちらかからしか開くことができないものがある。
鍵がついたドアを開けるには、まず同じ色の鍵を手に入れる必要がある。
公衆電話
公衆電話を使うと、別の公衆電話のある部屋までワープすることができる。
携帯電話
携帯電話を使うと、公衆電話にワープすることができる。ただし、1回しか使えない。
タンス
タンスを使うと、別のタンスのある部屋と交換することができる。プレーヤーの現在の位置は変わらない。
爆弾とろうそく
爆弾で木の壁を壊すことができる。爆弾を爆発させるには、ろうそくが必要。また、火をつけてから爆発するまでの間に別の部屋に移動しなければならない。
消火栓と水
消火栓を使えば、下の部屋の水を吸い上げて別の部屋に移すことができる。今いる部屋に水を移動させるときは、すぐに別の部屋に移動しなければならない。
金魚鉢
金魚鉢をかぶれば、水中を移動できる。
地下鉄の標識
2つの地下鉄の標識を水平に並べれば、その間のどこかの部屋にワープできる。
鏡のある部屋を動かすと、別の鏡がある部屋がその反対方向に動く。
柱時計
柱時計のある部屋は、回転させることができる。回転できる回数が指定されている。

部屋の位置

部屋には正しい位置がある。すべての部屋を正しい位置に配置して脱出すれば、ゴールドスコアを獲得できる。部屋が正しい位置に配置されると、一瞬金色に光る。また、「Show BG」ボタンをクリックすることで、現在正しい位置に配置されている部屋を確認することができる。部屋の背景画像のつながりを考えることで、正しい位置を推測することもできる。

画面

下画面には最大で横4つ縦3つの部屋しか表示されない。上画面にはすべての部屋が縮小画面で表示される。

ストーリーモードのゲームの進行

ゲームのメインであるストーリーモードは、マンションの1室1室をクリアしていくという形で進められ、1室が1つのステージとなる。1つのマンションには20室あり、全部で5つのマンションがある。

ステージをある程度クリアすると、ストーリーモードで使用するアイテム(ゲーム内のアイテムとは別)が手に入る。アイテムを正しく使うことで、ストーリーが進行していく。マンションで入手できるすべてのアイテムを入手し、正しく使用すると、次のマンションに行くために必要な黄金のピースが手に入る。

時間制限モードと手数制限モード

4つのマンションをクリアすると、時間制限モードと手数制限モードで遊べるようになる。制限時間モードでは、制限時間内に出口から脱出しなければならない。手数制限モードでは、手数が制限されている。どちらのモードもステージ内容はストーリーモードと同じ。

感想

考えることを楽しむことができる、良質の正統派パズルゲームと言ってよいだろう。ルールやステージが非常に良く出来ている。1つのステージをクリアしたら、すぐにまた次もプレイしたくなってしまう。ルールは、少し多めと思われるかもしれないが、実際にプレイしてみると、ちょうどいい感じ。ルールの説明も実戦形式で分かりやすかった。

難易度は、ただ脱出するだけならば、他のパズルゲームと比べても簡単だろう。しかし、すべての部屋を正しい位置に配置してから脱出する、つまり、ゴールドスコアを狙うとなると、他のパズルゲームと同等程度の難易度まで上がる。ただ、特に難易度が低いステージでは、正しい部屋の位置が脱出方法のヒントになってしまっているケースもあった。

全体的に、いい意味でも悪い意味でも、いかにも洋ゲーぽいという印象を持った。雰囲気や世界観、パズルの出来の良さ以外に、ちょっと不親切という点でも、洋ゲーらしさを感じた。

一番不親切だと感じたのは、絵がグチャグチャしており、細かく、非常に見づらい点だ。部屋が並んでいると、壁がどちらの部屋のものなのか分かりづらい。部屋に置いてあるアイテムやギミックも見づらく、どこに何があるか(あるいはないか)分かりづらい。部屋の中に人がいると、その後ろのアイテムやギミックが見えなくなってしまう。

余計としか思えない演出も邪魔だった。例えば地下鉄に乗ると、約20秒の演出が入り、それが終わるまで一切操作できなくなる。人や部屋の移動や、画面の遷移なども遅く、イライラさせられる。これらをキャンセルできる方法があればよかったのだが。

その他にも、以下のような点が気になった。

  • メッセージを送るためには小さいボタンをタッチしなければならないのだが、これが非常に面倒。画面のどこをタッチしてもメッセージ送りできるようにして欲しかった。
  • 下画面にステージ全体が入りきらないとき、人を動かさずに見えない部分を見る方法が、上画面の縮小画面以外になかった。
  • 「前に戻る」機能がないので、戻れない間違ってしまったら、一からやり直しになってしまう。
  • どのステージをクリアしたか、どのステージのゴールドスコアを取ったかが、分かりにくかった。
  • 例えば金魚鉢を手に入れたならかぶるに決まっているのに、いちいち自分でアイテムを出してかぶらなければならなかった。
  • ボタンを使った操作ができなかった。

しかしこれらの不満は親切すぎる日本のゲームに慣れてしまっていることが原因で、そんなに文句をいうほどのことではないのかもしれない。ゲームとして面白かったことは間違いないのだから。

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