トップスピン2

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#u2b(H05VYzbGOAM)

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こんな人にお勧め

  • テニスが好きな人。
  • テニスのルールや用語に関する説明が無いので、ある程度テニスの知識がある人。
  • 難易度が高いので、ゲームが苦手な人には厳しいかも。ゲームが苦手な人でも、何回も練習してコツをつかめれば楽しめるだろう。
  • ボールが小さく、動きが速いため、目の悪い人には見にくいかもしれない(特にコートの色が明るいと見にくい)。

特徴

  • 正統派のテニスゲーム。
  • アンディ・ロディック、ロジャー・フェデラー、マリア・シャラポワ、ヴィーナス・ウィリアムズ、杉山愛など24名が実名で登場。
  • 打てるショットの種類がかなり多い。
  • キャリアモードでは、自分の作ったキャラクターを育成し、4大大会(全豪、全仏、ウィンブルドン、全米)などに出場できる。
  • キャリアモードをクリアするには、かなりの時間(数十時間)がかかる。
  • 最大4人まで同時プレイが可能。
  • テニスを基にしたパーティーゲームが3種類用意されており、2人以上で遊べる。
  • Xbox Liveを使った対戦が可能。
  • 「Now Loading」が非常に多く、長い。

概要

正統派のテニスゲーム。アンディ・ロディック、ロジャー・フェデラー、マリア・シャラポワ、ヴィーナス・ウィリアムズ、杉山愛など24名が実名で登場する。

システム、操作

サーブ

Aボタン(あるいはBやXボタン)を押すと、サーブメータが表示され、メーターが上に動く。もう一度Aボタンを押すと、サーブを打つ(Aボタンを押さなくてもメーターが一番下まで下がると勝手にサーブする)。メーターができるだけ上にあるときにAボタンを押した方がより強いサーブが打てる。

サーブには3種類あり、Aボタンでセーフサーブ(アウトになることが無いが、スピンがかからない)、Bボタンでトップサーブ(順回転のサーブ)、Xボタンでスライスサーブ(逆回転のサーブ)となる。

ショット

ボールを打ち返すには、Aボタン(あるいはB,X,Yボタン)を押す。ボタンを押すタイミングは、ボールを打つタイミングである必要は無く、それよりももっと早し押しても打ち返せる。ボタンを長く押しているほど強くて角度のあるショットが打てる。

ショットを打つ方向は、テイクバック後にLスティックで指定する。

Aボタンでセーフショット(アウトしないがスピンや角度が無い)、Bボタンでトップスピンショット(順回転)、Xボタンでスライスショット(逆回転)、Yボタンでロブショットがうてる。

プレイヤーがネット際にいる時はボレーとなり、Aでセーフショット、Bでスマッシュ、Xでスライスボレー、Yでロブボレーとなる。

リスクショット

リスクショットは通常のショットよりも威力があるが、成功させるのが非常に難しい。

リスクショットを打つには、まずRTボタンを引いたままA,B,X,Yボタンのいずれかを押し続ける。するとリスクショットメーターが表示されるので、メーターが上に来たときにボタンを離す。失敗すると必ずアウトになる(ショットの種類によってはアウトにならない場合もある)。

リスクショットはサーブでも使える。

アドバンストショット

画面の右上と左上には自分と相手の「スピリットバー」が表示される。良いショットを決めればスピリットが増え、ミスをすれば減る。

スピリットがある程度たまっているときに、アドバンストショットを使うことができる。アドバンストショットを打つにはLTを引きながらA,B,X,Yボタンのいずれかを押す。アドバンストショットは、Aでカウンターショット、Bでパッシングショット、Xでサイドスピン、Yでダンプショットとなる。アドバンストショットを打つと、スピリットが消費される。

ゲームモード

ゲームモードには、エキシビション、キャリア、トーナメント、パーティゲーム、Xbox Liveがある。

エキシビションは、プレーヤーなどを選んで、1試合だけ行う。トーナメントは、参加プレーヤーを最大16人選んで、トーナメントを行う。キャリアでは、自分で作ったプレーヤーを育てることができる。パーティゲームでは、テニスを基にした3種類のパーティーゲームをプレイできる。Xbox Liveでは、キャリアモードで育てたキャラクターを使って、他のプレーヤーと対戦できる。

キャリアモード

キャリアモードは一人で遊ぶモード。自分だけの選手を作り、5つのシーズンを過ごしてトレーニングや試合などを行う。

キャリアでは、まずプレーヤーを作成する。容姿や体格などを細かくカスタマイズすることができる。サーブの打ち方や、声なども変更できる。

1シーズンは22の期間(タイムスロット)に分かれており、それぞれのタイムスロットでトレーニング、トーナメント、スペシャルイベントのいずれかを選んで行う。これらを行うことで、スターやコインを手に入れることができる。

選手にはアビリティと呼ばれるパラメータが11種類あり、この値によって選手の能力が決まる。アビリティを上げるには、取得したスターを割り振る。スターにはブロンズ、シルバー、ゴールドの3種類がある。ブロンズはどのアビリティにも最大値の10まで割り振ることができるが、シルバーはすでに割り振られているブロンズをシルバーに変えることしかできず、ブロンズがない所に割り振ることはできない。ゴールドも同じで、シルバーを変えることしかできない。ブロンズ、シルバー、ゴールドスターは、それぞれ60個までしか取得することができない。よって最大で60個のゴールドスターとなる。

トレーニングでは、テニスを使ったミニゲームを行い、ブロンズスターを手に入れることができる。成功すればそのレベルに応じた数だけ手に入り、失敗すれば1つだけもらえる。トレーニングには7種類あり、それぞれスターを割り当てられるアビリティが異なる(指定された3つのアビリティのうちどれか)。トレーニングを行うには、コインが必要。

トーナメントでは、トーナメントに出場して優勝を目指す。トーナメントは、マイナー、メジャー、マスターズ、グランドスラムの4つのグレードに分かれている。マイナーとメジャーでは3試合に勝つと優勝できるが、マスターズでは4試合、グランドスラムでは5試合勝たなければならない。トーナメントで良い成績を収めるとシルバー以上のスターやコインが手に入る。

スペシャルイベントではスポンサーや選手のランキングに応じた特別なイベント(試合)に参加できる。良い成績を収めるとシルバー以上のスターやコインを手に入れることができる。

コインでウェアやラケットを購入して、見た目を変えることもできる。また、スポンサーと契約して、指定された条件をクリアするとコインを貰うこともできる。ウェアやラケット、スポンサーには、NikeやAdidas、Wilsonなどの実在のメーカーが登場する。

感想

この記事を書いている時点で私は十数時間しかプレイしてなく、また、シングルプレーヤーでしかプレイしていないことをご了承いただきたい。

はじめての操作性

私が今までプレイしたことのあるテニスゲームは、スーファミの「スーパーファミリーテニス」だけである。それと同じようなものだろうという甘い考えで、説明書をろくに読まずに始めると、全くボールを打ち返せない。あとで分かるのだが、このゲームではボールを打つタイミングでボタンを押すのではなく、その前に押さなければならない。さらに、ボタンを長く押していた方がよりよいショットを打てる。はじめのうちはこの操作に慣れず、「この操作性はどうなの?」と思ったが、コツをつかみだしてポイントを取れるようになると楽しくなり、「この操作性もありだな」と思うようになった。

ボタンを押す長さによってショットの強さを決めるという方法は、ショットの強さを調節できるという点で優れている。また、ボールを打つタイミングを気にする必要もない。しかし、ボールを打ち返すというテニス本来の楽しみに近くて分かりやすいのは、ボールを打つタイミングでボタンを押す方式だろう。この方式の場合、ボタンを押すタイミングがドンピシャのときに強いショットを打てるとすることで、誰にでも予期せぬスーパーショットを打てる可能性があるという楽しみもある。私は前者の方が後者よりも初心者と上級者の差がつきやすいと思うが、どちらの方法も長所と短所があり、あとは好みの問題になるだろう。

トップスピン2では様々な種類のショットを打てるが、私には難しく、ほとんどAボタンしか使わなかった。特にリスクショットは成功する確率が低い割にそれほど威力がないので、ファーストサーブ以外では、全く使い物にならなかった。Aボタン以外の基本的な3種類のショットも、Aボタンと同じように使うと簡単にアウトになってしまうので、かなり練習が必要だ。しかし、強い相手以外ならば、Aボタンだけでも十分太刀打ちできた。

キャリアモードは長すぎ

このゲームのメインはキャリアモードだといってよいだろう。

キャリアモードでは、作成するプレーヤーの顔や体格などを細かく指定できることにまず驚かされる。自分の思った通りのキャラクターを作るのはかなり大変だとは思うが、時間をかけてキャラクターを作るだけの価値はあるだろう。

また、テニスが好きな人にとっては、実在のトップテニスプレーヤーが登場する中で、自分のキャラクターが世界ランク1位をとったり、グランドスラムを制覇したりできるということは、夢のような話で、やりがいがあるのではないだろうか。

しかし問題は、キャリアモードを1回クリアするまでに時間がかかりすぎる点だ。正直言うと、私はまだクリアしていないのだが、少なく見積もっても、クリアするまで30時間以上かかってしまいそうだ。そのため、「初めの何回かは練習で、それ以降が本番」などとは言っていられない。たった一人のプレーヤーを大事に育てなければならないので、気軽にキャリアモードを始めるわけにはいかない。ある程度うまくなってからキャリアモードをプレイしないと、後悔することになるだろう。

個人的には、キャリアモードをもっと短くするか、さもなくば、5シーズンだけという期限をなくした方が良かったのではないかと思うのだが。

また、特にキャリアモードでは「Now Loading」の多さと長さが気になる。トーナメント中は「Now Loading」にならないので良いのだが、何かにつけて「Now Loading」が入るのは非常にうざい。(ゲームのオープニングでStartボタンを押すと早速「Now Loading」になるのもどうかと思うが...。)

ゲームが苦手な人に救いはない?

どんなに弱い相手でもそこそこは強いので、ゲームが苦手な人は、1試合勝つのにもかなり苦労するかもしれない。コツをつかめなければ、1ゲームさえも取ることができないかもしれない。試合に勝てなければ面白いはずがないので、このような人にとっては、苦痛でしかないだろう。

下手な人でも救済されるような方法があればよいのだが、それもないに等しい。ゲームが苦手な人は、トレーニングのミニゲームをクリアするのも難しいだろう。しかも、試合に勝たなければコインが手に入らないので、トレーニングすらできなくなる。つまり、ゲームが苦手な人はいくらやっても選手が成長せず、能力の低い選手でプレイし続けなければならないという、泥沼にはまり込む可能性がある。

さらに、スピリットをためた方が有利というルールもゲームが苦手な人に厳しい。なぜなら、ゲームがうまい人の方にスピリットがたまりやすいのは明らかだからだ。私からすると、不利な状況の人が逆転できるチャンスがあるようなルールの方がゲームは面白くなると思うのだが、このルールはその逆だ。

ゲームが苦手な人でも何回もプレイすればコツがつかめるのではないかと思うが(はじめのうちは、とりあえずAボタンを長く押すことを考えて、敵を左右に振ればなんとかなるかも)、ゲームが苦手な人には少々冷たい様な気もする。キャリアモードで選手を成長させるというよりも、ゲームプレーヤー自身のスキルを向上させることを楽しむゲームと思うのが正解かもしれない。

ヒント

  • キャリアモードは女子でプレイした方が若干簡単になるようだ。

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