スローンとマクヘールの謎の物語

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こんな人にお勧め

  • 謎解きが好きな人。
  • 公式サイトに体験版があるので試すことができる。また、幾つかの問題を読むことができる。

特徴

  • 一見すると「こんなことってあるの?」という不思議な話の真相を推理して当てるゲーム。
  • ウミガメのスープをゲーム化。
  • キーワードをいくつか選択して質問を作り、その質問の答えから正解を導き出す。
  • 質問に対する答えは「はい」「いいえ」「関係ない」の3つのうちどれかになる。良い質問をしたときは、さらにヒントがもらえる。
  • 解答は、いくつかの質問に正しい選択肢を選択出来れば、正解となる。
  • 得点はなく、早く回答した方が良いということもないため、ゲームとは言えないかもしれない。
  • 全部で80話収録されている。
  • レイトン教授のようなストーリーはなく、問題が次々と淡々と出題される。
  • ほとんどの問題は、物語の断片を読んで、そこで語られていない部分を想像して推理するという感じ。
  • クリアするまでのプレイ時間は、10数時間程度。
  • 自動セーブ。

概要

不思議な物語の真相を推理するゲーム。ウミガメのスープをゲーム化したもの。

システム、操作

ウミガメのスープ」の内容をゲームにしたもの。ウミガメのスープの問題は、要約すると、次のようなもの。

ある男がレストランに入ってウミガメのスープを頼んだ。男がウミガメのスープを一口飲むと、レストランの外に飛び出して、自殺してしまった。なぜ?

このような問題が80問出題される。

質問の仕方

上記のウミガメのスープの問題で言うと、「男」「レストラン」「ウミガメのスープ」などの言葉をタッチできるようになっている。言葉をタッチすると、さらにいくつかの言葉が現れ、いずれかを再びタッチする。これを繰り返して(最大4回)言葉を足していくと、ある段階で質問文が出来上がる。

質問に対する答えは、「はい」「いいえ」「関係ない」の3つのうちどれかになる。また、よい質問をしたときは、ヒントをもらえる。さらに、素晴らしい質問をしたときは、新たなキーワードが現れる。

たくさん質問をすると、画面の背景に表示されている木が成長していく。たくさん質問をすると、解答での選択肢の数が減る。

時間がたつと、どのような質問をすれば素晴らしい質問となるかを教えてくれるヒントをもらえる時もある。

解答の仕方

解答は、いつでも行うことができる。

解答は、いくつかの質問に対して適当な選択肢を選択する形式で行われる。すべての質問に正解すると、クリアとなる。

感想

謎のストーリーとそのタネには様々なパターンがあり、飽きることがなかった。早く次の話を読みたくなった。一読しただけで答えがわかってしまうような問題もわずかながらあったが、多くの問題は、解答が分かった瞬間「なるほど!」と思えるものだった。

このようなゲームの一番の楽しみは、まさに正解が分かった瞬間だろう。「なんでだろう?」というモヤモヤが一瞬にして吹き飛ぶ快感をこのゲームでは存分に味わうことができる。

物語やトリックは楽しめたのだが、ゲームのシステムは少し残念だった。例えば、このゲームではトリックを見破った後でも正解できないことがある。正解するためには出題される幾つかの質問すべてに正解しなければならないが、トリックの核心とは関係のない些細な部分を尋ねる質問が含まれていることがあるため、その答えも調べておかなければならないのだ。正解をひらめいた時点でその問題はクリアしたも同然なので、とっとと次の問題に移りたいのだが、それができない。そのようなときに限ってその答えを得るために必要な質問がなかなか見つからずに、幾度となくイライラさせられた。

ウミガメのスープ」の本を読みながらこのゲームを行うならばしたい質問をすぐにできるが、「謎の物語」ではなかなかしたい質問をできない。したい質問をするというよりも、いろいろな言葉をタッチしてみて、それっぽい質問を探しだすということが多くなってしまう。よってこのゲームは本とは全く違った楽しみ方をするゲームであると割り切った方が良いかもしれない。

私個人の意見としては、解答は、はっきりと答えが分かってからすべきだろう。解答を見ると、ある程度正解が分かってしまうのだ。ゲーム中に、そろそろ解答をしましょうと促されることがあるが、それにのせられず、正解がはっきりしないうちは自分で考えた方が楽しめる。

このゲームはストーリーがないし、得点もない。ただ淡々と、次々と問題が出題されていく。問題の前後にちょっとしたコメントなどが挿入されるが、これも型どおりで、変化がない。このようなことから、長い時間連続してこのゲームをプレイしていると、単調だと感じてしまう。このゲームは長時間連続してプレイするのではなく、ちょっと空いた時間にプレイするという楽しみ方の方が良いのかもしれない。

このゲームをプレイして思ったこと

このゲームで登場する不思議な物語は、嘘のない事実ではあるが、大事な部分をわざと言わなかったり、紛らわしい言い方をすることで読者を混乱させるものが多い。私がこのゲームをプレイして思ったのは、「はたしてこのような勘違いが現実にはないといえるだろうか?」ということだ。

我々はテレビや新聞で日々起こっている出来事を知ることができる。我々は(少なくとも私は)これらの情報を事実だと思って受け入れているし、事実なのだろう。ただもしかしたら、我々は断片的な情報から全体像を勝手に想像して、それを事実だと思い込んでしまっているだけかもしれない。いや、それだけならまだましだ。悪意のある誰かが、情報を流す時に、事実ではあるが自分たちに有利なように相手が解釈できるような言い方をわざとしているということがあるかもしれない。

例えば政治家は非常に分かりにくい話し方をする人が多いが、もしかしたらこのようなことを狙っているのかもしれない。いや、もしかしたら、分かりやすい言葉で話す人の方がもっと怪しいかもしれない。...このゲームをすると、疑心暗鬼になることは間違いないようだ。

本とゲームどちらが良いか?

私は以前偶然に「ウミガメのスープ」の本を立ち読みで数ページ読んだことがあるが、ちゃんと読んだことはない。よって本とゲームを簡単に比較はできないが、本を買わずにゲームを買う意味というのは、難しいところだろう。

もし問題を出してくれる人がいるのであれば、本の方が楽しめるのではないだろうか。出題者がいない場合でも、本には質問の例と解答がいくつかのっているので、それを参考に考えることができる。ただその数はかなり少ないので、ゲームには到底かなわない。出題者がいない場合は、やはりこのゲームをプレイした方が楽しめるだろう。

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