逆転検事

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こんな人にお勧め

  • 逆転裁判シリーズが好きな人。
  • 過去の逆転裁判をプレイしていなくても楽しめるが、先に昔の作品をプレイした方がよいだろう。
  • 体験版が公開されているので、試すことができる。DSステーションで体験版のダウンロードもできる。

特徴

  • 逆転裁判1〜3で成歩堂龍一のライバルであった検事、御剣怜侍を主人公にした、推理アドベンチャーゲーム。
  • 物語は逆転裁判3の続きという感じで、過去に登場したおなじみのキャラクターや固有名詞が多数登場する。成歩堂龍一は登場しない。
  • 今までの逆転裁判と比べて、それほど変わったところはない。
  • 今までの逆転裁判と違い、見下ろし視点のRPGのように、小さめのキャラの主人公を自由に移動させて、いろいろな個所を調べて証拠を集める。
  • 法廷での対決はないが、今までの逆転裁判と同じように、尋問をして矛盾を指摘することがメインとなる。
  • 御剣怜侍特有の技である「ロジック」を使える。ロジックでは、それまでに集めた情報の内、関連のある2つの情報をまとめて、新たな情報や事実を発見する。
  • 検事として犯人を追及するというよりも、探偵として事件を解決するという感じ。
  • 全部で5話。
  • ほとんどの場合、パートナーが一人付いてくる。
  • 御剣怜侍が検事になって初めての事件も登場し、糸鋸刑事との出会いや、検事になる前の狩魔冥も登場する。

概要

逆転裁判シリーズに登場する検事、御剣怜侍のスピンオフ。システムは逆転裁判とほとんど変わらない。

システム、操作

基本的には、今までの逆転裁判とほとんど同じ。今までとの大きな違いは、見下ろし視点でキャラクターを動かし、いろいろな個所を調べるという点だろう。大抵は移動範囲が部屋の中だけであり、狭い。調べて何か見つかると、証拠品として捜査手帳に追加されたり、ロジックに情報が追加されることがある。また、現場の状況の絵の気になる部分をタッチして詳しく調べたり、矛盾している証拠品を突き付けることが必要な場面もある。

感想

最初の何話かをプレイした後は、「ちょっとあっさりしすぎていないか?」と思ってしまった。

逆転裁判に登場する真犯人はかなり往生際が悪く、なかなか自分が犯人であることを認めない。そのような苦しい状況で徐々に犯人を追いつめ、最後は逃げ場をなくし完全に勝利するというのが逆転裁判の面白さの一つだろう。ところがこのゲームでは、それほど決定的とも思えない証拠を突き付けられただけなのにあっさり犯人が自分の犯行を認めてしまい、逆にこちらが「もう少し頑張ってよ」と思ってしまうほどだった。

また、犯人やトリックがかなり早い段階で分かってしまうものも残念だった。新しい登場人物が少ないのである程度は仕方がないとは思うが、意外性があって驚くということがそれほどはなかった。

しかし、最終話は違った。トリックはかなり手が込んでおり、犯人の往生際の悪さも相当なものだった。1〜4話で残されたままだった疑問が最終話できれいに解消される様も気持ちよかった。最終的にハッピーエンドとなるので、後味もよかった。前の4話は最終話のためにあったと思えるほどだ。

ただこのような感想はあくまで逆転裁判シリーズとしての感想であり、前の4話を含めても、普通の推理物のアドベンチャーゲームとしてはかなり面白い部類に入るのではないかと思う。

過去の遺産を受け継いだ作品

逆転裁判シリーズは4から主人公が一新されてしまったため、多くのファンから不評を買ったようだ。このゲームは逆転裁判1〜3の遺産をそのまま受け継いだ続編という感じで、1〜3に登場した人物や、キャラクター、会社名といった懐かしい名前が、無理やり入れたといえるほど次々に登場する。細かい部分にまで過去のネタが入っており、逆転裁判のファンならば楽しめるだろう。

しかし悪く言えば、過去の遺産を使えるだけ使い切るために、在庫処分の大安売りを始めたとも考えられる。幸いにしてこのゲームはそこまでひどいということはなく、逆転裁判の良さをできるだけ受け継ぎ、そのブランドを守ろうとする意志が感じられた。だが、老婆心ながら、徐々にそれが崩壊していくのではないか、あるいは、ブランド力が落ちたと見たら一気にたたき売りをはじめるのではないか、そしてそれが本編の逆転裁判にも影響するのではないかという危惧の念を抱いてしまう。逆転裁判シリーズにとってこの作品は意外と重要な意味を持つ作品となるのではないだろうか。

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