Too Human †
動画 †動画は英語版 みんなの評価 †このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。 こんな人にお勧め †
特徴 †
概要 †人間を守るために神となり、機械と戦う。Rスティックを使って敵を攻撃する、アクションゲーム。 システム、操作 †攻撃方法 †Rスティックを動かすことで、近くの敵を攻撃することができる。また、少し離れた場所にいる敵で、下にカーソルが表示されている敵に向ってRスティックを倒すと、その敵に向かって滑るように進み、攻撃をする(スライド)。 RTやLTを引くことで、銃などによる遠隔攻撃を行う。RTが主装で、LTが幅装。RTを引いている間敵をロックオンして、撃ち続ける。弾がなくなると、自動的にリロードする。または、Rスティックを押してもリロードできる。 RTを引きながらRスティックを動かすことで、照準を移動して、攻撃対象を変更できる。トロールなどの複数の個所を攻撃しないと倒せない相手の場合は、Rスティックで攻撃場所を変更できる。ただしこの場合は、Rスティックをその方向に倒し続けていなければならない。RTを引きながらRスティックを2回倒すことで、ミサイルを迎撃することもできる。 Rスティックを敵に対してすばやく2回倒すことで、敵を空中に跳ね上げることができる(ジャグル)。空中にいる敵に対して、AボタンでジャンプしてからRスティックを使って、空中攻撃をすることができる。また、空中にいる敵を下からガンで撃つこともできる(ガンジャグル)。 近くにいる敵にLとRスティックを同時に倒すことで、「フィニッシャー」と呼ばれる攻撃をすることができる。遠くの敵に同じことをすると、「フィアス」となる。 RBを押すと、周囲の敵にダメージを与える「ルイナー」攻撃を出すことができる。ただしコンボゲージが必要。 スキルで身につけた攻撃は、Xボタンでバトルクライ(コンボゲージが必要)、Yボタンでスパイダー(スパイダーエネルギーが必要で、回復までに時間がかかる)、L+Rでフェンリルを解き放つ。 Bボタンで前転できる。この時、ダメージを回避することができる。 コンボ †2つの攻撃を連続して行うと、コンボが発動する。コンボが発動すると、コンボゲージの上昇率が上がり、その他の特典もある。コンボには、連続してスライドするスライドコンボや、スライドしてジャングルするジャングルコンボ、ジャングルしてから空中攻撃する空中攻撃コンボなどがある。 コンボゲージは敵を倒すとたまっていき、一定量たまると、コンボレベルが上がる。コンボレベルが上がると、経験値ボーナスや、スライド速度の向上などの特典を得られる。 近接攻撃がヒットしたり、敵を倒したり、ガンジャングルをすると、ヒットカウンターが増える。ヒットカウンターは増加せずに一定時間経過すると、リセットされる。ヒットカウンターが上がると、コンボゲージの消費が減ったり、攻撃ダメージが増えたりする。 クラス †ゲーム開始時に主人公のクラスを選択する。選択できるクラスは、ベルセルク、コマンドー、チャンピオン、ディフェンダー、バイオエンジニアの5つ。それぞれ接近攻撃に有利か、遠隔攻撃に有利かなどの違いがある。バイオエンジニアは自分と仲間のHPが自動回復する。 属性 †ゲームの途中で、属性を選択することになる。属性は、ヒューマンパスとサイバネティクスパスの2つから選ぶ。ヒューマンはコンボ重視で、サイバネティクスはダメージ重視である。 あるクラスや属性しか装備できない武器や防具もある。 スキル †レベルが上がると、スキルポイントが与えられる。スキルポイントを割り振ることで、スキルを取得できる。スキルはツリー状になっており、上のスキルのレベルを指定されただけ上げないと、その下のスキルを習得することができない。 1つのスキルにスキルポイントを複数使うことで、最大値までレベルを上げることもできる。 スキルは、ダメージやスピードなどの能力を高めるものの他に、バトルクライ、スパイダー、フェンリルと呼ばれる特殊攻撃を使えるようにするためのものもある。 スキルツリーには、クラスツリーと、属性ツリーの2つがあり、それぞれ主人公のクラスと属性によって習得できるスキルが異なる。 一度習得したスキルは、お金を払うことでリセットすることもできる。 主人公の死亡 †主人公のHPが0になり死亡しても、その場の近くで、すぐに復活できる。ただし、コンボゲージは0になり、現在装備している装備品の状態値が減る。アイテムの状態値が0になると損壊したことになるが、お金を出して修理することもできる。 ルーン †アイテムに空きのルーンスロットがある場合、「ルーン」と呼ばれるものを刻印することができる。ルーンを刻印すると、そのアイテムに効果を付加することができる。一度刻印したルーンは取り外せない。 チャーム †チャームと呼ばれるものを装備することで、攻撃した時や攻撃されたときに特殊な効果(敵の動きを遅くする、眠らせるなど)を発揮できるようになる。ただしチャームを有効にするには、指定されたクエストを達成し、ルーンを埋め込む必要がある。レベルの高いチャームでは、ルーンを埋め込む代わりにチャームを埋め込む。 ブループリント †ブループリントは、武器や防具の設計図で、入手しただけでは装備できず、お金を出して作成する必要がある。 感想 †難易度高すぎで、死にすぎ †私にとってこのゲームは、「すごく面白い」と思える時があれば、「このクソゲー!」と腹の立つ時も半々あるという、波の激しいゲームだった。 Rスティックで攻撃するというゲームは初体験で、はじめは訳が分からず、ただRスティックを無茶苦茶に動かすだけだった。もちろんこれでは全く楽しくないが、だんだん慣れてきて思ったことができるようになると、かなり楽しくなった。 しかし「楽しい」と素直に言えるのは、弱い敵ばかりがでてきたり、何回も死んだあとでようやく敵の数が減ってきたりなど、難易度が低い状態のときだけで、それ以外ではストレスがたまりまくった。強い敵がわんさと出てきて、ロケット弾をバンバン打ち込まれ、でっかい敵がドカンと衝撃波をくらわしてくるような状況では、「こんなの死ぬに決まってるじゃんか!」とゲームの製作者を心の底から憎んだ。このような状態が続くと、強そうな敵がたくさん出てきただけで、「どうせ無理」とあきらめてしまい、やる気をなくしてしまった。私には難易度があまりに高すぎた。 ゲームの製作者は、主人公が簡単に生き返るようにすれば、難易度が高くても問題ないと考えたのかもしれない。しかし、「どうせ死ぬんだ」と思って戦うゲームがはたして面白いだろうか?「死にたくない」と強く思うからこそ緊張感が生まれ、ゲームが面白くなるのではないだろうか。 確かに「死んで覚える」タイプのゲームも存在する。しかしそれらは失敗したことを教訓にして、「次は別の方法を試してみよう」といろいろ考えることを楽しみ、最終的には正解を探し当てることができるゲームである。このゲームの場合、死んで分かることは、あきらめることと、「このゲームの開発者はよほどゲームがうまいんだな」ということ位で、とても正解があるとは思えなかった(あったら教えてほしい)。 狙った敵を攻撃できない †難易度が高いせいか、操作性の悪さも目立った。私が一番イライラさせられたのは、特に遠距離攻撃であるが、狙った敵を攻撃できないことだ。RTを引き続けると敵をロックして攻撃し続け、Rスティックを動かすと別の敵を攻撃できるということになっているはずだが、実際にはRスティックを動かすと大きく照準がずれてしまい、狙った別の敵をロックして攻撃するということは不可能に近いと思えた。このイライラが最高潮に達するのは、強そうなボス1匹と、雑魚が何匹か出てくる場面である。まず雑魚をすべて消ろうとするのだが、雑魚を消すとそれを補充して新たな雑魚が現れるのでイタチごっこになり、これは無理。それではボスを攻撃しようと思い銃で撃とうとするが、照準が雑魚にロックオンされてしまい、攻撃できない。Rスティックを動かしても、ボスにはなかなか照準が合わない。 たぶん雑魚は、敵を倒した時にたまに出るHPを回復させる「ヘルスオーブ」を取るために送り込まれるのではないかと思うが、ボスに照準が合わないように邪魔をしているとしか思えず(もしかしたら遠隔攻撃ではなく、近接攻撃か、雑魚を倒してコンボゲージをあげてルイナーを使って倒せということかもしれないが、どちらも私には無理)、「もう二度とやるか!」と非常に腹が立った(でもやるんですが)。 その他にも、なかなか思ったような視点にならなかったり(LBボタンで正面を向くが、LBボタンを押しっぱなしで動けない)、ボスは防御力が高いだけで戦いは単調だったり、Rスティックを押してリロードが難しかったり(ちょっとでもRスティックを倒すと剣を抜き、このときRを押してもリロードしない)、セーブをしてもロードするとかなり前に戻されてもう一度さっき倒した敵と戦わなければならなくなったり、アイテム表示画面の切り替えが遅かったりなどなど、文句はいくらでもあるのだが、切りがないので止めておく。 やはり難易度の高さが難点 †本当に文句を言うと切りがないのだが、結局は、難易度の高さが元凶ではないだろうか。ゲームバランスが良ければ、多少の欠点は気にならなかったかもしれない。 私個人の意見としては、まずはじめに操作法の説明がほしかった。技の種類が多いのだが、それぞれの技がどのようにすれば出せるのかを、実際に操作することで練習できるようにしてほしかった。また、HPをなかなか回復できないのが辛かったので、もっとHPを回復できるチャンスを増やしてほしかった。 私は、なんだかんだ文句を言いながら20時間以上プレイして、クリアすることができた。しかも、クリアしたいという気持ち一心で嫌々プレイしたということでもなく、軽くはまってしまったと言ってもよいと思う。アクションゲームが得意で、腕に自信のある人であれば、どっぷりはまる可能性も十分あるのではないだろうか。 ヒント †
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