ぼくらはカセキホリダー †
動画 †みんなの評価 †このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。 こんな人にお勧め †
特徴 †
概要 †恐竜を集めて、育てて、戦わせるゲーム。化石を掘って、ハンマーやドリルを使ってクリーニングすることで、恐竜が復活する。登場する恐竜は100種類以上。 システム、操作 †化石の発掘 †化石の発掘は、「ギャラガオス島」とその周辺に幾つかある「はっくつエリア」で行う。はっくつエリアで「カセキレーダー」を使うと、化石が埋まっている箇所が分かるので、その前に立って、Aボタンか画面タッチで掘り返す。 発掘以外にも、店で売られている化石や、「ホリダーセンター」で「きふポイント」と交換できる化石もある。 化石の種類 †掘り出された化石は、すでにクリーニングしたことのあるものであれば、すぐに骨の種類が分かる。またゲームの途中からは、恐竜の属性に応じた色が化石に付く。 恐竜の化石の他に、宝石の入ったほうせき岩や、うんちの化石などもある。 ゲームの途中からは、黒いカセキも掘れるようになる。黒いカセキはX線を通さないため、中身が見えない。また、表面をドリルで削ることができないので、クリーニングが難しい。 クリーニング †発掘した化石は、「ホリダーセンター」に持って帰ってクリーニングを行う。クリーニングは、岩の中に入っている骨をできるだけ傷つけないようにしながら、ハンマーやドリルで削りだす作業。ハンマーは大きく岩を崩すことができるが、下手をすれば、大きく骨を傷つけてしまう。ドリルは細かい箇所を削りだすことができる。 ドリルで削っていると削りかすが出てきて、化石を見えにくくする。マイクに息を吹きかけることで、削りかすを吹き飛ばせる。 また、クリーニング中にX線を使って岩の中にある骨の形を確認することもできる。 上画面にはどれだけ骨を削りだせたかと、どれだけ骨にダメージを与えたかの割合が表示される。制限時間の90秒以内で半分以上削り出せなければ、クリーニングは失敗となる。 きれいに掘り出せたパーセンテージ分の化石ポイントがその恐竜のLP(経験値)に追加される。 たまに発掘される骨が赤い「レア化石」をクリーニングすると、本来の化石ポイントに25ポイントプラスされる。つまり、MAXのカセキポイントは、125となる。 一度クリーニングに成功した化石は、次からは自分でクリーニングしなくても、弟子のクリーニングロボットに任せることができる。 リバイブ †恐竜の頭のクリーニングに成功すると、その恐竜がリバイブされる。 頭以外の体、手、足のクリーニングに成功すると、その恐竜がすでにリバイブされていれば、その分のカセキポイントが追加され、ほとんどの場合、新しい技を覚える。まだリバイブされていなければ、リバイブされるまでストックされる。 リバイブできる恐竜は1種類につき1体のみ。すでにクリーニングに成功している化石を再びクリーニングすると、前の化石より良くクリーニングできていれば前の化石と取り替えられるが、そうでなければ寄付され、「きふポイント」が増える。 カセキバトル †化石を発掘したときにホリダーが出てきて、その化石をかけてバトルになることがある。または、ホリダーに話しかけたり、イベントなどでもバトルになることがある。 主人公は5体までリバイバーを持ち歩くことができ、バトルになると、相手のリバイバーとの相性を考えて、3体を選んで戦闘に参加させる。 バトルはターン制で行われ、すべてのリバイバーを倒した方が勝つ。 3体のリバイバーは、1体が先頭の「アタックエリア」(AA)に、もう2体が左右の「サポートエリア」(SA)に配置される。AAからAAへの攻撃は十分に効くが、AAからSA、SAからAAへの攻撃は弱まる(ただしリバイバーによってはSAへの攻撃力も落ちないものもいる)。 SAにいるリバイバーのどちらかをAAに移動することができる。このとき、AAにいるリバイバーは、一番後ろの「エスケープエリア」(EA)に移動する。EAへの攻撃は一切できないが、EAにいるリバティーも何もすることができず、2ターン後にSAに移動させられる。 1ターン内に1体のリバイバーは1つの技しか出すことができない。移動してから技を出したり、技を出してから移動することはできる。 技を出すと、カセキパワー(KP)を消費する。大技ほど多くのKPが必要。KPはターンごとに一定量追加されるが、最大値は決まっており、それ以上は増えない。 リバイバーの技 †リバイバーの技には敵にダメージを与えるものの他に、敵に状態効果を与えたり、敵のKPを奪い取ったり、味方の攻撃力、防御力、回避率を上昇させるものなどもある。 状態効果には、毒(次のターンの終わりにダメージを与える)や、眠り(何もできなくなる)、興奮(移動できなくなる)、怒り(命中率が下がり攻撃力が上がる)などがある。状態効果は1,2ターンしか持たない。 また、リバイバーが移動すると、効果が消える。つまり、毒にかかったとしても、EAに移動すれば、毒が消える。(ただし、興奮や眠りの状態では移動できない。) 近い種類の3体のリバイバーがバトルに参加しているとき、チーム技が使えるようになる。チーム技はほとんどがAAとSA同時に攻撃できる。 技以外にスーパースキルというスキルを持っているリバイバーもいる。スーパースキルは、オートカウンター(受けたダメージを少し相手に返す)、KPプラス(回復するKPの量が増える)、ラストパワー(LPが少なくなると攻撃力アップする)などがあり、自動的に発動される。 リバイバーの属性 †リバイバーには5つの属性、風、土、水、火、無がある。土は風に強く、風は水に強く、水は火に強く、火は土に強い。 リバイバーには「サポートこうか」というパラメータもある。この値は、リバイバーがSAにいるときに、味方あるいは敵のAAにいるリバイバーの能力を上げたり下げたりするというもの。中には味方の能力を下げたり、敵の能力を上げたりするやつもいる。つまり、サポートこうかの高いリバイバーはSAに置いておいた方が有利だが、マイナスのサポートこうかのリバイバーはAAで戦わせた方が良い。 リバイバーのランクアップ †リバイバーのランク(レベル)は、化石のクリーニングによる「カセキポイント」とカセキバトルに勝って得られる「バトルポイント」を足した値による。よってクリーニングが苦手でカセキポイントが低くても、バトルポイントで補うことができる。 ランクは最高で12まであがる。頭、体、手、足の4つの化石を100%きれいにクリーニングできればランクは8になるので、かなり得なことは確か。 感想 †私は1つのゲームに時間をかける方ではないが、このゲームはいつの間にか100時間近くプレイしていた。まさに「はまるゲーム」である。 まず、クリーニングが楽しい。集中してクリーニングしていると、時のたつのを忘れてしまう。クリーニングに慣れてくると、まるで自分が腕利きの職人にでもなったような気分にさせてくれる。ただしこれは私個人がこのような細かい作業が好きということであって、そうでない人には、もしかしたらストレスのたまる作業かもしれない。 クリーニングに慣れてしまうとクリーニングが簡単になってしまい、つまらなくなってしまうように思えるが、そうでもない。カセキ岩は、骨を覆っている岩の形や、岩の硬さに違いがあり、それによってクリーニングの難易度が異なる。骨を覆っている岩の面積が少ない方がクリーニングが簡単に思えるが、実際には逆で、骨が多く露出したカセキをクリーニングする方が、ハンマーで骨を損傷しやすいし、岩のある箇所とない箇所の境目がクリーニングしにくいため、難しい。岩の硬さは、硬い方が難しいが、やわらかすぎると簡単に骨を損傷してしまうため、これも難しい。 個人的に一番クリーニングが難しいと感じたカセキ岩は、黒くてやわらかい岩。黒カセキなのでハンマーを使って表面を崩さなければならないが、岩がやわらかいために、骨が大きく損傷してしまう。このような岩を完璧にクリーニングすることは可能なのだろうか? クリーニングが苦手な人への配慮もうかがえる。クリーニング成功のハードルは低いし、代わりにクリーニングしてくれるロボットもいる。また、クリーニング前にセーブできるので、失敗したらやり直すことができる(セーブするのを忘れてしまったらどうしようもないが)。 カセキバトルもルールが非常に良くできており、感心させられる。バトルに3体参加し、そのうち2体がサポート役となるというのが面白い。サポート役になると逆に足を引っ張るやつがいるというのも、なるほどと思わせる。リバイバーの組み合わせ方によって、短期決戦型や、持久戦型など、いろいろなパターンを考えられるのも楽しい。 リバイバーをコンプリートして、さらにすべてのランクをMAXにするのはかなり大変だと思うが(私にはできそうにない)、比較的早くランクがMAXになるので、「できるのでは?」と思わせてくれる。これもこのゲームにはまってしまう理由の一つだろう。 ただし、化石を掘るという作業は、ちょっと単調だった。もう一工夫あったら、完璧と言い切れたかもしれない。 ポケモンと比較すると、このゲームの方がストレスが溜まりにくいように感じた。ポケモンの場合は、お目当てのポケモンと出会うのが大変だし、やっと出会えたのにゲットに失敗してゲーム機を投げつけそうになるということがしばしばある。それと比べてこのゲームは、カセキさえほれれば、すぐにセーブをしておき、その後じっくりクリーニングができるので、悔しい思いをすることがほとんどない。 ただポケモンと違い、リバイバーの個性が今ひとつなかった。これはリバイバーが実在の恐竜をモデルにしており、姿形が全く違った恐竜の種類がそれほどないためであろう。 私は恐竜に詳しくないが、恐竜の骨はこんな形なのかと勉強になった。ただ、恐竜の骨は頭、体、手、足が別々に表示され、それらがどのように組み合わさるのかの全身骨格が見られなかったのは残念だった。 恐竜の化石を発掘するということは、子供なら誰しも抱く夢であろう。私も子供の頃、化石が出るという場所に行って実際に掘ったことがある。このゲームをプレイして、そんな昔の気持ちを久しぶりに思い出すことができた。 ヒント †
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