采配のゆくえ †
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特徴 †
概要 †関ヶ原の戦いを題材にしたアドベンチャーゲーム。プレーヤーは石田三成となり、徳川家康と戦う。 システム、操作 †戦略パート †戦略パートは普通のアドベンチャーゲームという感じで、「会話」「移動」「注目」「使用」というコマンドを使用することができる。 「会話」は、目の前にいる人と話す。「移動」は、別の場所に移動する。「注目」は、調べたい部分をタッチして調べる。「使用」は、今持っているアイテムを使う。 合戦パート †合戦パートでは、マップに味方と敵の部隊が表示され、合戦を行う。 合戦パートでは、味方の武将に「報告」と「伝令」というコマンドを行うことができる。「報告」では、武将に現在の状況を報告させる。「伝令」では、武将に何を行うか指示を出す。基本的には、まずすべての武将から「報告」で状況を聞き、何をすればよいかを理解できたところで、適切な武将に適切な「伝令」をだす。 合戦パートで明らかに間違えた伝令を出すと、ペナルティが与えられ、5回間違えると、ゲームオーバーとなる。 天眼 †合戦パートで「天眼」が行われることがある。「天眼」では、1つの部隊を指定された回数動かすことにより、マップ上のすべての部隊が指定された位置に配置されるようにする。天眼は失敗しても何回でもやり直すことができる。 説得 †戦略パートや合戦パートでは「説得」により、相手を説得する場面もある。説得は1対1の会話形式で行われ、相手の疑問にアイテムや情報を提示することで答えていく。5回間違えると説得は失敗となる。 感想 †「逆転裁判」に似ているが †このゲームは、パッと見、逆転裁判にとてもよく似ている。このゲームの戦略パートは逆転裁判の探偵パートに似ており、「説得」は法廷パートに似ている。ただ、このゲームの逆転裁判に似ている部分は、ストーリーとしては別として、ゲームとしてはあまり面白く感じられなかった。逆転裁判と比較すると、このゲームの推理部分は非常に薄っぺらく感じられた。一発で解答するにはかなり難しいという設問も多くあったが、それは良問だからということではなく、何を聞いているのかよく分からなかったり、どれを選択したらよいのか分からような問題が多いということだ。それでも正解できるのは、選択肢の数が少ないからだ。もし難易度の高い設問で選択肢がたくさんあったら、どれを選んだらいいのか全く見当もつかなかっただろう。 このゲームで面白かったのは、合戦パートだ。合戦パートは一見難しいように見えるが、ものすごく簡単だった。武将からの報告をきちんと聞けば、ほとんどの場合、次に何をしなければならないのかはすぐに分かる。圧倒的に不利な状況から、敵をまとめてやっつけて大逆転できるので、気分爽快だ。 合戦パートははじめのうちはかなり楽しめるのだが、やることはほぼ同じでワンパターンなので、何回もやっているとさすがに飽きてくる。特に最後の方は拍車をかけて同じことの繰り返しになる。そして、「もうやりつくした」と思ったところでゲームが終了(合戦パートは)してくれるので、ゲームとしては短いが、終わるタイミングはドンピシャと言えるだろう。 ただ、やっとのことで倒した敵の武将が、いとも簡単に復活して合戦に加わるというのが繰り返されるのには、興がそがれてしまった。 歴史ものとしては †私は歴史に詳しくないし、興味もあまりないので、このゲームが史実にどれだけ忠実で、どれだけフィクションが含まれているのか、よく分からない。しかし登場するキャラクターはとても個性的で、魅力的で、親しみが持てた。ストーリーも戦国ものとは思えないほどさわやかで、すがすがしかった。歴史に疎い私でも物語を十分に楽しめた。 このゲームでは石田三成がかなりいい人として描かれているが、私でも、ちょっと違和感を感じてしまった。歴史に詳しい人で、石田三成が嫌いな人は、このゲームの内容は納得いかないのではないだろうか。 ヒント †攻略 †リンク †関連 †コメント †
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