Mass Effect (マスエフェクト) †
動画 †下の動画は英語版です みんなの評価 †このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。 こんな人にお勧め †
特徴 †
概要 †宇宙を舞台にした、三人称視点シューティングゲーム(TPS)。 システム、操作 †戦闘 †戦闘は、基本的には、三人称視点のシューティングゲーム(TPS)のような感じである。 Rスティックで照準を移動し、RTで発砲する。訓練済みの武器を持っているならば、LTでズームできる。 武器には、ピストル、ショットガン、アサルトライフル、スナイパーライフルの4種類がある。4種類の武器は常に携帯しており、いつでも持ち替えることができる。すべてのキャラクターが4つの武器を始めから持っており、使用することができる。 いくら撃っても球切れにはならないが、発砲し続けているとオーバーヒートし、しばらく撃てなくなる。 発砲し続けると命中率が落ちていく(照準の大きさによって、命中率が分かる)。また、走った後などでも命中率が落ちる(Aボタンで走ることができる)。装備しているアーマーの種類によっても命中率が変わる。 LBで武器を持ち替えることができる。LBボタンを押すと選択できる武器が円状に並べられて表示されるので(武器リング)、Lスティックでえらんで、Aボタンを押す。仲間の武器も変更できる。 RBでアビリティという特殊能力(魔法のようなもの)を使用できる。LBボタンを押したときと同じような円状のメニュー(パワーリング)が出るので、使用したいアビリティを選択する(または、Xボタンでアビリティを選択すると、そのアビリティをLBボタンを短く押した時に使用できる)。仲間のアビリティを選択することもできる。一度アビリティを使うと、しばらくの間使えなくなる。 武器リングやパワーリングが表示されている間は、ゲームは中断する。 BACKボタンでグレネードを投げることができる。グレネードを持てる数には限りがある。 Yボタンを押すと、「メディジェル」を使ってHPを回復する。メディジェルを持てる数には限りがある。メディジェルを使うと、しばらくの間使えなくなる。 壁や障害物などにくっつくと、カバーポジションを取ることができる。 Lボタンをクリックすると、しゃがむ。しゃがむと、命中率が上がる。 アップグレード †武器や防具にアップグレードと呼ばれるアイテムを付けることができる。アップグレードには様々な種類のものがあり、それに応じた能力が付加される。 部隊メンバーへの指示 †主人公は常に仲間を二人引き連れて行動する。仲間のメンバーは最大で6人おり、船から下りるときなどにその中から二人を選択する。 仲間は基本的には勝手に行動してくれる。仲間に指示を出す場合は、方向キーを使う。方向キーの上を押すと、指定した位置に移動する。左を押すと、主人公の近くに集合する。右を押すと、ターゲットを攻撃する。下を押すと、防御態勢をとる。 クラス †キャラクターには、「スキル」という能力がある。スキルには、コンバット、テクノロジー、バイオティックの3種類がある。コンバットは戦闘能力に優れる。テクノロジーは敵を妨害するアビリティに優れる。バイオティックは敵を攻撃するアビリティに優れる。 主人公作成時に、6つのクラスから1つを選ぶことができる。ソルジャーはコンバット専門。エンジニアはテクノロジー専門。アデプトはバイオティック専門。インフィルトレーターはコンバットとテクノロジーを扱える。センチネルはバイオティックとテクノロジーを扱える。ヴァンガードはバイオティックとコンバットを扱える。 タレント †経験値を稼いでレベルアップすると、タレントポイントをもらえる。タレントボーナスをタレントに割り当てることで、特定の能力を向上させたり、新たな能力をアンロックできたりする。例えば、武器の命中率と威力を上げるタレントや、防御力を上げるタレント、アビリティの威力を上げるタレントなどがある。 クラスによってタレントの種類は異なる。 経験値は現在同行していない仲間(まだ仲間になっていないメンバーも)にも同じように入る。タレントポイントもすべての仲間に入る。 ロックされた物体を開ける †ロックされた扉や箱、セキュリティのかかった装置などが見つかることがある。これらをあけるには、まずそのレベル以上のエレクトロニクスあるいはディクリプションのタレント能力が必要で、さらに、その後のミニゲームをクリアするか、指定された数の「オムニジェル」(アイテムをオムニジェルに変換して入手できる)を使用しなければならない。ミニゲームは、指定されたボタンをすばやく押すことを何回か繰り返すというもの。 会話 †会話中にどのように返答するか選択する場面が非常に多く、選択肢も多い。返答の仕方によってストーリーが変化することもある。 協調的で親切な態度を取れば主人公のパラゴンが上昇し、攻撃的で乱暴な態度を取ればレネゲイドが上昇する。 主人公のタレントであるチャームまたはアグレッシブのレベルが十分あるときにだけ選択できる返答もある。(レベルが足りない時も選択肢は表示されるが、選択はできない。) ギャラクシーマップ †このゲームは広大な宇宙を舞台にしており、別の星に移動するにはギャラクシーマップを使う。星は星系に属しており、星系はクラスターに属している。 ギャラクシーマップで星を選ぶと、その星の関する情報が表示される。さらに、着陸できる星の場合は、Aボタンで着陸できる。着陸できない星でも、Aボタンで探査できることがある。探査を行うと、何か発見があるときがある。 着陸できる星で、寄港できるポートが無いときは、「MAKO」と呼ばれる装甲車両で上陸する。MAKOで上陸すると、マップに何かある場所が表示される。マップに表示されなくても、近づくとレーダーに映るものもある。また、レーダーに映らない場所に何かある場合もある。 MAKOにはマシンガンとキャノン砲が装備されており、攻撃することができる。また、攻撃されてダメージを受けた時は、オムニジェルを消費して修理することができる。修理の間は全く動くことができない。 ミッション †ミッションには、メインのミッションの他に、クリアしてもしなくても良いサブミッション(アサインメント)がある。サブミッションの数はかなり多く、内容も様々なものがある。指定された星まで行って方をつけるものや、その場で会話しただけで解決してしまうものもある。 サブミッションは、いろいろな人に話を聞いたり、歩き回ったりしなければ始まらないようなものが多い。 現在進行しているミッションと終了したミッションはすべてメニューの「ミッション」で確認できる。 セーブ †セーブは自動セーブの他、手動でセーブすることもできる。手動でのセーブは、戦闘中でなければ、ほぼいつでもセーブできる。 感想 †まず、この記事を書いている時点で20時間ほどしかプレイしてなく、まだクリアしていないことをご了承ください。また、キャラクターはデフォルトのキャラクターをそのまま使用しています。 RPGというよりは、シューティングゲーム †このゲームはRPGとされているが、私の感覚からすると、それよりもシューティングゲームといわれた方がしっくりくる。ただ、通常のシューティングゲームと比べると、戦闘以外の作業が多いように思えた。情報を収集したり、イベントをこなすために歩きまわる時間が長く、アドベンチャーゲーム的な要素も含んでおり、このような点ではRPGに近いといえるかもしれない。 本拠地となる「シタデル」と呼ばれる宇宙ステーションはかなり広いため、隅から隅まで歩きまわって情報を探すのは楽しいと同時に、大変でもある(ただ、離れた場所に移動するための方法が用意されているので、目的地がはっきりしていれば、それほど苦ではない)。宇宙に出ても、同様の楽しさと苦労がある。 私はアドベンチャーゲームが好きなので、いろいろ探すという作業も楽しいのだが、シューティングゲームが好きな人からすれば、もしかしたらこのような戦闘以外の行動は煩わしく面倒に感じるかもしれない。メインストーリーだけを追って、それ以外は目もくれないのであれば、探し回る煩わしさからは解放されるだろうが、それではあっという間にクリアしてしまうだろうし、このゲームの面白さを味わえないだろう。 深いバックグラウンド †このゲームをプレイして何より驚かされるのは、物語の世界観、設定、背景などが細かく作り込まれていることだ。ゲームを進めると、登場人物の性格、遍歴、抱えている問題、人間関係などがだんだん見えてきて、感情移入できる。ゲームに登場する宇宙人や組織、さらにはすべての惑星にもきちんとした設定があり、途方もない奥深さを感じる。 ゲームを進めて色々なことがわかってくると、メニューの「コーディック」に詳しい情報が追加されていく。はじめのうちはすべて読んでいたが、コーディックに追加される情報の量がとても多いため、途中からは読まなくなってしまった。しかしそれは、それほど細かい舞台設定が作り込まれているということであり、コーディックをじっくり読めば、さらにゲームが楽しめるということだろう。 ただ私のように記憶力の悪い人間からすると、聞きなれない横文字(カタカナ)が次々と登場することにはほとほと参ってしまった。例えば、人の固有名詞らしき横文字が出てきて、人の名前かと思っていたら種族の名前だったり、職業の名前だったりということがあった。また、宇宙のクラスターの名前や、星系の名前、さらには惑星の名前などは、同じようなものがたくさん登場して、とても覚えられない。もっと分かりやすい名称であればストーリーをより理解できただろうと思うのだが...。(あるいは説明書にこれらの説明があれば、説明書を見ながらゲームをプレイすることができただろう。) ゲームの難易度 †私は普通の難易度でプレイしているが、ゲームの難易度はちょうどよく、ゲームバランスは良いと感じた。ほとんど無傷で勝ってしまうこともあるが、油断して突っ込むとあっさりやられてしまったりもする。2,3回リプレイして勝てないような場面でも、どこに移動して、どの障害物に隠れればうまくいくかなどを学習すれば勝つことができた。 ただ、イベント後すぐに戦闘が始まるような場面では、若干の不条理さを感じた。イベントで今いる場所とは別の場所に無理やり飛ばされてしまうと、戦闘が始まっても周りの状況(どこに移動できるのかなど)を把握するまでに時間がかかり、右往左往している間に集中砲火を浴びてしまうのだ。冷静になって考えれば、このような場面ではすぐにマップを開いて確認すればよいのだが、それでも周りの状況は大雑把にしか分からないし、なによりも、いったんゲームを中断することで、臨場感は台無しになってしまうだろう。 シューティングゲームとして †このゲームはミッションを次々とクリアしていくことで進められ、さらにサブミッションも豊富なため、今のところ全く飽きることがない。しかし、戦闘は(つまり、シューティングゲームとしては)ちょっと単調かな?という気がしてきている。同じような相手、同じようなフィールドでの戦いが多いような気がするのだ。 これは私がソルジャーとしてプレイしており、アビリティはほとんど使わず、武器での攻撃が中心となっているから感じることなのかもしれない。武器のみを使用した戦闘であっても、4種類の武器(+グレネード)を自由に切り替えられるなど、多くの点で楽しめるのは確かだ。だが、例えば、ある特定の場面でしか使えないすごい破壊力の武器(ロケットランチャーなど)が使えるなど、もうひと工夫あってもよいと思うのだが。また、少なくとも今のところは、ボスキャラらしいボスキャラに出会っていないが、巨大な敵であったり、工夫をしないと倒せないような敵が出てきたりする変化もほしかった。 その他 †その他気になった点を列挙しておく。
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