Minecraft: Xbox 360 Edition †
動画 †みんなの評価 †このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。
こんな人にお勧め †
特徴 †
概要 †ブロックで出来た世界で生活する、自由度の高い一人称視点3Dゲーム。 システム、操作 †下の感想を参照。 感想 †ここに載せている画像は、テレビ画面をデジカメで撮影したもののため、画質が悪いことをご了承ください。 チュートリアルでMinecraftの世界へ †このゲームはPC版やAndroid版、iOS版などがあり、かなり人気があるらしいのだが、私ははじめてプレイするため、チュートリアルからスタートすることにした。 チュートリアルでは、RSで回りを見回し、LSで移動し、LSを前に素早く2回倒すと走り、Aでジャンプといった基本動作の説明から始まる。チュートリアルでは壁に囲まれた庭のような場所から始まり、その外には出られないが、チュートリアルが終われば、自由に広い世界に出ていけるようになる。 パッケージの雰囲気からすると、三人称視点のゲームかと思いきや、バリバリの一人称視点のゲームだった。画面には、主人公の右手しか見えない。 粗いドットの世界は、私からすると懐かしい感じで、むしろ好感が持てる。 はじめてのものづくり †次は早速ものづくりを体験する。簡単なものであれば、必要な材料を集めて、Xボタンで作ることができるが、それ以上のものを作るには、「作業台」が必要になる。そこでまず、作業台を作る。 作業台には、材料として木が必要。木を集めるには、そこらに生えている木の前に立って、RTを押し続けるだけ。RTで木を素手で叩き続けて(なんだか痛そう)しばらくすると、1ブロックすぽっと抜け、小さな木のブロックが近くに落ちる。それを拾えば、収集完了。この調子で、4ブロック分の木を収集する。 必要な木が集まった所で、いよいよ工作開始。Xボタンで工作画面を開く。作業台を作るには木の板が4枚必要なので、まず木から木の板を作る。工作画面で木の板を選択すれば、Aボタン一発で木の板ができてしまう(素手で作ったのだろうか?)。1つの木からちょうど4枚の木の板ができる。 木の板が4枚できれば、同じように工作画面で作業台を選択すれば、あっという間に完成。 このように、ものを作るには、必要な材料を集めて、工作画面で作りたいものを選ぶだけでOK。のこぎりやかなづちは必要ない。 作れるものは、今は作れないものを含めて、すべて工作画面に表示されるみたいだ。しかも必要な材料も分かるので、組み合わせを当てずっぽうで試したり、間違った組み合わせをして失敗するということはない。 HPと空腹ゲージ †画面の下には、ハートマークのHPと、骨肉マークの空腹ゲージが表示されている。 HPは、攻撃を受けたり、高いところから落ちたりすると、減っていく。でも、空腹ゲージが9個以上あれば、自然に回復する。 空腹ゲージは、様々な行動で、徐々に減っていく。空腹ゲージを回復するには、食べ物を食べる。 さらにこれらのゲージの下にあるのは、経験値を示すゲージである。経験値は、モンスターや動物を倒すことで得られる。 これらのルールは、RPGっぽい。 夜に何が? †これでチュートリアルの前半が終了するのだが、その前に不気味な忠告が出る。 「夜はすぐに訪れます。何の準備もなしに外にいるのは危険です。武器や防具を作ることもできますが、まずは安全な場所を作ることが賢明です。」 右も左も分からない、よちよち歩きの初心者をビビらすには、十分すぎる警告だ。一体夜に何が起こるというのだろうか? 「近くに、昔に鉱山の働き手が住んでいた小屋があります。それを修復すれば夜でも安全です。」 というのだが、周りを見渡しても「小屋」らしきものはない。目の前には「トンネル」のようなものがあるが、どうやらここが「小屋」らしい。どうやってこれを修復するのだろうか? はじめて道具を手にする †そのような心配をよそに、チュートリアルは続く。次は、作業台を使ってのものづくりだ。土を掘るためのシャベル、木を切るための斧、石を掘るためのツルハシを木で作る。やり方は、工作画面とほぼ同じだ。 土を掘ったり、木を切ったり、石を掘ったりは素手でもできるが(血だらけになりそうだが)、道具を使った方が楽(体力を使わない)らしい。 しかし道具は消耗品で、使うとどんどん耐久度が落ちていく。そして0になると、道具は壊れてなくなってしまう。良い道具なら耐久度も上がるが、それでもやはりいつかは壊れる。苦労して作った道具もいつかはなくなると思うと、ちょっと虚しい。 掘って、掘って、掘りまくれ †道具ができたら、次はかまどを作るための丸石を集める。丸石は、石のブロックを掘れば出てくるらしい。そこで、地面の灰色の箇所をツルハシで掘ってみる。ところが掘っても出てくるのは砂利ばかり。 不思議に思って、チュートリアルの説明文をよく読むと(説明文はすぐに消えてしまうが、しばらくするとまた表示される)、石のあるところへは土を掘る必要があるとのこと。そこで今度は、地面の緑色の箇所をシャベルで掘ってみる。すると、1ブロック掘っただけで、灰色の地面が出てきた。下に降りて灰色の部分をツルハシで掘ると、今度は正真正銘、丸石が手に入った。 それにしても、砂利と丸石の区別が付かない。経験が必要みたいだ。 ツルハシでガンガン掘ると、面白いように丸石が手に入る。ジャンプで登れるのは1ブロックだけなので、穴から出られなくならないように気を付けながら掘り進める。すると、地下に巨大な空洞が出現。何がヤバそうな雰囲気なので、すぐに地上に逃げ帰った。今度また降りてみよう。 かまどで燃やす †かまどは8個の丸石を使って、作業台で作れる。早速作って、使ってみる。 かまどでは、材料を上に入れて、下から火で炙ることで、上に入れた材料を別のものに変化させることができる。 上に木を入れて、下に木の板を入れると、木の板は燃えて、しばらくすると、木が木炭に変化する。上に砂を入れて炙ると、ガラスができる。 上に何を入れたら何ができるかは、実際にやってみないと分からない。しかし、炙っても意味のない材料を入れても何も起きないので、失敗するということはなく、安心していろいろ試すことができる。これも安心設計だ。 ドアを付けるが... †ここまで来て、ようやく夜に備えた小屋の修復工事ができるようになった。 まずは、ぽっかり開いた入り口をふさぐために、ドアを作る。木のドアは、木の板6枚で作れる。 次に、明かりをとるため、たいまつを作る。それには、木の棒と、木炭が必要。今にして思えば、たいまつに必要な木炭を作るために、苦労してかまどを作ったのだ。 作ったドアを入り口に設置すれば、チュートリアルは終了する。ところがだ。入り口の穴が大きすぎるため、ドア1つ置いただけでは両端がスカスカで、全く意味が無い。これでチュートリアルを終わられても困る。穴をどうやってふさげというのだ? とりあえず何か適当な手持ちのアイテムを置いてみることにする。木の板を置くと、これが驚くほどピッタリ。これが正解に違いない。 小屋の反対側には更に大きな穴があいているので、こちらもドアを付けて、周りを木の板でふさぐ。木の板は、地面に置くだけでなく、ちょっと離れた壁や天井に貼り付けることができる。積み木やレゴブロックよりもずっと簡単だ。 真夜中の訪問者 †チュートリアルが終わっても、そのままゲームを続けることができる。 木を切ったり、穴を掘ったり、剣を作ったり、動物を倒したりしていると、そのうち日が暮れてくる。夜が来ることに完全にビビっている私は、少し暗くなってきた所で早々に小屋に入って、しっかり戸締りをし、閉じこもる。 しばらくするとどこからともなく「ムオーン」といった雄叫びが聞こえてくる。ドアの小さな窓から外を見ると、緑色の人影が動いている。それはゆっくりと、しかし確実にこちらに近づき、ついにはドアのすぐ前までやって来た。どうやら、グリーンカレーを頭からぶっかけた友だちが引越し祝いにやってきたという訳ではなさそうだ。ここは、居留守を決め込む。 しかし、夜は長い。何もすることがない。とてつもなく暇である。...こんな時、ふっと魔が差す。「ドアを開けてみようか?」ゲーム開始直後に現れたモンスターである。弱いに決まっている。木製とはいえ、こちらは剣を持っている。...私はドアを開けて彼を招き入れることにした。 彼は無遠慮に家に入ってきて、まっすぐこちらにやってくる。こちらは剣を振り回すが、当たっているのかいないのかよく分からず、手応えが全くない。一方彼は、攻撃しているように見えないのに、私のHPはどんどん減っていく。しかし、そのことに気づくのが遅すぎた。私は、自分が招き入れた客にむざむざと殺されてしまったのだ。 あっけにとられていると、すぐに小屋の近くで復活した。このまま緑野郎に小屋を乗っ取られたままではいられないので、すぐに小屋に飛び込んだ。彼はそこにいた。しかしその時、私は丸腰であることに気がついた。死んでしまうと、何も持っていない状態で再開するらしい(経験値も0)。まずいと思ったが、良く見ると、私が倒された場所にアイテムが散らばっている。これを急いで拾って、速攻で逃げる。思ったとおり、死んだ時に持っていたアイテムだった。今度は剣を持って、HPに気を付けながら、領地奪還の戦いに挑んだ。 またしても、ところがである。突然「ドカン!」という音と共に、大爆発が起こる。あっけにとられていると、彼がいない。どうやら、彼が自爆したようなのだ。しかし、幸い私は生きている。特にダメージを受けなかったようだ。 そんな安心もつかの間、すぐにとんでもないことになっていることに気がつく。壁がなくなっているのだ。それどころか、床の一部や、置いてあったチェストもなくなっている。そして、周囲にはアイテムが散らばっている。爆発によって、壁や床などがアイテムに戻ってしまったようなのだ。 この世界に生まれて間もない初心者のところに、いきなりこんな危険な奴を送り込んでくるとは、正気の沙汰ではない。ドラクエでいきなり爆弾岩が出てきて、自爆するだろうか?これからは、戸締りに気をつけなければ。 なおゲームの難易度やゲームモードによってはモンスターが現れないようなので、もし彼らに邪魔をされたくないのならば、ゲーム開始時に難易度やゲームモードを変更したほうが良いだろう。 お城探訪 †夜も開けて明るくなったので、小屋の裏(爆発で壁が壊れた所)から外に出てみる。 するとどうだろう。まるでお城のような、というよりお城が、ドデーンとそびえ立っている。 入ってみて、またびっくり。なんてゴージャスな作り。しかも、設備が充実している。 調合でポーションを作る †城に入って右側の部屋には、調合台がある。これを使って、調合のチュートリアルができる。 「調合」というのは、水の入ったびんに色々なものを加えて、ポーションを作るというもの。チュートリアルでは、耐火ポーションを作成する。必要な道具と材料は、すべてチェストに用意されている。 できあがった耐火ポーションを飲むと、火や溶岩に強くなるらしい。調合台のある部屋には、「いかにも」という感じの、マグマの壁があった。耐火ポーションを飲んでそこに突進すると、壁を通り抜けることができた。体は燃えているようで、画面の周りに炎が見えるが、HPに変わりない。戻って水の中に飛び込むと、火が消えて、耐火ポーションの効果もなくなった。水に入ると、ポーションの効果が切れるのだろうか? エンチャントで武器強化 †お城の左側には、本がびっしりつまった、書斎がある。ここにはエンチャントテーブルが置いてあり、エンチャントができる。 エンチャントというのは、道具に特別な能力を付加させること。これによって、武器や防具を強くしたり、道具の性能を増したりできる。 エンチャントには経験値が必要で、必要な量の経験値を消費してエンチャントを行なう。経験値は、モンスターや動物を倒した時に手に入るが、チュートリアルでは、チェストに入っている「エンチャントのビン」を使って手っ取り早く経験値を増やせる。 正直良くわからないまま、とりあえず鉄の剣(これもチェストに入っている)をエンチャントしてみることにした。鉄の剣を指定位置に置くと、呪文のような記号が3つ、左側に表示される。何が書かれているのかさっぱり分からないので、どれを選べばどのような能力が付くのか、全く分からない。しかも、鉄の剣を置き直すと、また別の呪文が3つ表示される。ただわかるのは、必要な経験値の量だけだ。さっぱり分からないので、一番上を選択してみた。すると、鉄の剣は「鋭さ1」になった。剣の色も変わり、レアアイテムっぽい感じになった。経験値はこうやって使うものらしい。 はじめての仲間ができる †お城を出ると、またびっくり。小さいとはいえ、動物がオリで囲まれた牧場と、小麦などが植えられた農場までもある。 牧場には、牛、豚、羊、鶏、狼などの動物が、2頭ずつオリに入れられている。狼に近づくと、「狼は、骨を使って手なずけることができる」というようなメッセージが表示される。チェストに骨が入っていたので、これを使って早速試してみる。 LTで狼に骨をあげると、狼の周りに煙のようなもやもやが現れて、消える。しかし、何も変化がないようである。もう1つあげてみても変化なし。骨は10本あるので、こうなったら全部くれてやると、もう1本、もう1本と骨をあげると、狼の周りにハートマークが出現。明らかに変化が起こった。更に良く見ると、狼の首に赤い首輪が付いている。LTの説明も、「手なずける」から「ついてこい」に変わった。手なずけることに成功したようだ。 手なずいた狼(もはや犬というべきか)には、「ついてこい」か「おすわり」の命令ができる。「ついてこい」の時は、本当にどこまでもついてくる。すぐ後ろをついてくるという訳ではないが、たとえ家に入ってドアを閉めたとしても、いつの間にか家の中にいる。 この世界に来てから、はじめて出来た仲間である。間違って叩かないように注意せねば。 家庭菜園で収穫する †牧場の向かい側には、小さい農場がある。ここには、小麦と、かぼちゃ、スイカが実っている。早速収穫してみる。 スイカは、食べやすいようにか、きれいに切られた状態で収穫される。かぼちゃは、一体何の役に立つのかよく分からない(頭にかぶれるというが...)。 小麦は、パンを作るなど、重宝しそうだ。小麦を収穫すると、小麦の種も落ちる。これでまた小麦を栽培できそうだ。 収穫が終わった所で、今度は作付けをしてみる。クワで地面を耕すと、色が濃い茶色に変化する。ここに種を置けば、種をまいたことになるみたいだ。種を置いてすぐに、芽が出てきた。成長はかなり速いようだ。 久々の3D酔い †ここで紹介したことはほんの序の口である。Minecraftの世界は広い。できることも多い。つい時間を忘れて没頭してしまう。 ところがしばらくすると、頭がクラクラして、気分が悪くなる。どうやら、3D酔いをしたらしい。私は最近全く3D酔いをしなかったので、この感覚は久しぶりだった。完全に油断していたが、このゲームは3D酔いしやすいゲームなのかもしれない。 思わぬVIP待遇に戸惑う †このゲームをプレイする前は、原始的な生活からはじめて、徐々に進歩していくようなゲームなのかと思っていたが、チュートリアルから始めると、はじめからすごい設備が用意されていて、驚いた。こんなに好待遇で甘やかされてもよいのだろうか? 正直な所、私などは苦労して少しずつ進歩する過程を楽しみたいタイプの人間である。どうやらそのような状態でゲームをスタートすることもできるようなので、チュートリアルである程度学習したら、より厳しい世界で挑戦するのも楽しそうだ。 ヒント †攻略 †リンク †関連 †コメント †
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