The Gunstringer (ガンストリンガー) †
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特徴 †
概要 †マリオネットのガンマン「ガンストリンガー」を操って敵を倒す、Kinect専用のシューティングゲーム。 システム、操作 †基本的な操作 †左手でガンストリンガーを移動させ、右手で銃を操作するというのが基本的な操作となる。 主人公のガンストリンガーは、自動的に前進する。左手を左右に動かすことにより、ガンストリンガーを左右に移動できる。また左手を上にあげることで、ガンストリンガーがジャンプする。 右手を動かすことで、画面に表示されている照準を移動させることができる。照準がターゲットと重なるとその周りが赤くなり、ロックオンされる。この状態で右手を肩の高さにあげると引き金を引いたことになり、ロックオンされたターゲットに発砲する。 ロックオンできるターゲットは敵だけでなく、敵が撃ってきた弾丸や、投げてきた爆弾を撃ち落とすこともできる。 一度に複数のターゲットをロックオンしてから発砲することができ、一度にたくさんの敵を倒した方が高得点となる。 様々な場面での操作 †上記の基本的な操作とは違った操作になる場面が多々ある。 両手に銃を持った場面では、画面に照準が2つ表示され、右手と左手で動かせる。ロックオンされることはなく、発砲は自動的に行われる。 銃を使わずに素手で戦う場面もある。この時は、手を前に出すと近くの敵を攻撃できる。 横スクロールの場面では、左手を上にあげてタイミングよくジャンプする。 銃をショットガンに持ち替えた時は、ロックオンされないが、発砲すると広範囲を攻撃できる。その他にも、火炎放射器や刀を使って攻撃する場面もある。 これ以外にも様々な操作が必要となる場面があるが、画面に指示が表示される。 モディファイ †ゲーム開始時にモディファイを有効にすることができる。有効にするには、ゲームで稼いだキャッシュを使ってアンロックする必要がある。 「ゴーストリンガーモード」を有効にすると、ガンストリンガーの肉体が透明になり、帽子と手袋とブーツだけになる。「ミートストリンガーモード」は、通常は骸骨のガンストリンガーが、肉のついた生前の姿になる。「失敗なしモード」では、ライフが無くなってもゲームオーバーにならなくなる。「セピアモード」では、画面がセピア色になる。 その他に、「ハードコア」にしてゲームの難易度を上げたり、ゲーム中に英語の解説を聞くこともできる。 感想 †Kinectで早撃ちガンマン気分を味わう †Kinectのシューティングゲームではどのような操作がベストかと問われると、答えるのが難しいだろう。片手で照準を動かして、片手で引き金を引くという操作にすると、それ以外の操作は手を使わずに行わなければならなくなり、細かい操作は無理になる。このゲームでは片手で照準の移動と発砲の両方を行う。そのため、照準が重なっただけで自動的にターゲットがロックオンされ、引き金を引くと自動的に射撃されるという、ほとんどの操作が自動的に行われるシステムになっており、これで本当にシューティングゲームの楽しさを味わえるだろうかと不安になる。 このゲームをプレイしてみて、(こう言っては失礼だが)意外なことに、十分に早撃ちガンマンの気分を味わえた。ターゲットを素早くロックオンして射撃できた時の気持ちよさは、まさにそれだろう。ただそれはシューティングゲーム本来の楽しさとはちょっと違っているかもしれず、また別の楽しさかもしれない。 ガンストリンガーの基本の武器はリボルバーだが、それ以外にも様々な武器が登場し、その都度操作も変わる。ショットガンを使えば迫り来る大勢の敵をまとめてぶっ倒すことができるし、銃をしまえば素手で近くの障害物をすべてバラバラにすることもできる。場面によって頻繁に操作が変わるので、ゲームが単調にならない。 ゲーム中はガンストリンガーの操作のために両手を上げていることが多いので、意外と疲れる。イベントが頻繁に挿入され、その間に両手を下げて休むことが出来るのが救いだ。 予想外の結末にびっくり †内容はハードボイルドなガンマンの話かとおもいきや、全体的にコメディー調で、かなり笑える。 基本的なストーリーは、復讐に燃えるガンマンが世界を駆け巡って暴れまくる大活劇という感じ。はじめはお馴染みの西部劇という雰囲気なのだが、やがてアメリカを飛び出し、中国の万里の長城を駆け抜け、日本にも上陸。侍や忍者と刀で戦う。 ゲームは人形劇という設定なので観客もおり、彼らの反応がおもしろい。敵が登場するシーンではブーイングが起こり、敵を倒した時は大歓声となる。彼らの過剰なリアクションも見もの。 設定は人形劇だが、ゲームは人形劇とは思えない大迫力。爆弾を爆発させたり、花火を飛ばしたり、ついには実写の腕が出てきてセットをぶっ壊したりする。この劇はかなり金をかけているなと思いきや、ガンストリンガーの乗る馬の胴体が糸巻きといういい加減さ。このギャップがまたおかしい。 登場人物はみんな個性的。主要なキャラは登場時に説明が表示されるのだが、とても悪そうに思えない奴もたくさん出てくる。なにせはじめに倒す復讐の相手が、イベントなどでよく見かける巨大な風船人形(スカイダンサーなどと言うらしい)なのだから。 ゲームの最後はあまりに意外で、本当に驚いた。さすがに何か起こるかは言えないが、最後までプレイしたら必ず驚かされることうけあい。 最後に †最後に気になった点を2つだけあげさせて頂く。 まずは操作性。私のやり方が悪いのかもしれないが、右手と左手が近くにあるときは、右手の動きと左手の動きが正しく判断できないのか、操作が思ったように出来なかった。 もう一つは、音声がすべて英語で、日本語訳が字幕で表示されること。ゲーム中は字幕を読んでいる余裕がない。しかも、ロックを解除すると聞くことができる解説は、字幕すら出ない。音声が日本語だったら、間違いなくより楽しめただろう。 ヒント †攻略 †リンク †関連 †コメント †
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