バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦 †
動画 †動画は英語版 みんなの評価 †このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。 こんな人にお勧め †
特徴 †
概要 †「チャレンジ」と呼ばれるミニゲームを、自作した(あるいは用意された)乗り物でクリアしていくゲーム。自由な発想で自分だけの乗り物を作って操縦することができる。 システム、操作 †ゲームワールド †ゲームの主な舞台は、「ドタンバたうん」という町。この町以外に、「ゲームワールド」と呼ばれる場所が6箇所ある。ゲームワールドに行くには、ドタンバたうんにある扉を開ける必要がある。扉を開けるには、指定された数の「ジグソーピース」が必要である。 チャレンジ †ゲームワールドには「ゲームマスター」と呼ばれる人が待っている。ゲームマスターを探して話しかけると、「チャレンジ」と呼ばれるミニゲームに挑戦することができる。 チャレンジは乗り物を使ったゲームであり、その内容は、例えば、レースゲームで一等を取るとか、制限時間内に物を指定された場所まで運ぶなどといったものである。 チャレンジには、自由に乗り物を選べる「自由選択」と、指定された乗り物を使う「ログ指定」がある。自由選択では、自分で作成した乗り物や、購入した設計図の乗り物など、自由に選ぶことができる。チャレンジ前に新しい乗り物を作ることもできる。 チャレンジに成功すると、賞品をもらえる。かろうじてチャレンジを成功させた時はオンプしかもらえないが、ある程度良い成績を収めると、ジグソーピースやT.T.トロフィーももらえる。ジグソーピースをもらうことが最低限の目標となるだろう。 インターネットに接続されていれば、チャレンジの成績が自動的にランキングにアップロードされ、その順位を見ることができる。また、リプレイや写真をアップロードすることもできる。 乗り物の作成 †チャレンジで使う乗り物を自由に作成することができる。正確に言うと乗り物を作るのではなく、乗り物の設計図を作る。乗り物は、設計図を選択すると自動的に作成される。 乗り物の設計図を作るのは、非常に簡単。手持ちのパーツの中から使いたいものを選んで好きに並べるだけ。ルールといえば、本体から離れているパーツがあってはダメなことと、座席は必ず付けることぐらい。通常は、その他にもエンジンと燃料、そして車輪かプロペラは必要になるだろう。ただしこれらはどこにくっつけなければならないということは特になく、よほど無茶をしない限り、どこにくっつけてもそれなりに動いてくれる。 乗り物を一から作るのは大変だが、すでに持っている設計図(ゲームを進めると自動的に入手できる設計図や、オンプで購入できる設計図がある)を基にして、改造することもできる。また、テンプレートも幾つか用意されている。 設計図を他の人からもらったり、他の人にあげたりすることもできる。 作成できる乗り物の種類 †作成できる乗り物は、車、ボート、飛行機、ヘリコプター、ホバークラフトなど様々。というよりは、パーツの種類が豊富なので、自由な発想で現実には存在しないようなマシンを作ることもできる。 パーツの入手 †乗り物のパーツは、ゲームが進むともらえるものや、オンプと交換で購入できるもの、そしてドタンバたうんの各所に置かれている「マンボの木箱」を見つけることで入手できるものなどがある。 宝探し †ドタンバたうんやゲームワールドには、お金として使えるオンプが散らばっている。また、ドタンバたうんには、乗り物のパーツが入った「マンボの木箱」が幾つか置かれている。さらに、「ネジネジボルト」と呼ばれるスイッチのようなものも隠されている。 巨大なホログラム? †重要な人物(あるいは物)の上に、その人の巨大な画像がホログラムのようにぼんやりと表示される。これによって遠くならでもその人がどこにいるのかが分かる。 感想 †ものづくりの楽しさを満喫できるゲーム †このゲームを実際にプレイする前は、子供向けのぬるいゲームだろうと思っていた。このゲームの最大の売りは、パーツを自由に組み合わせて、自分だけのマシン(乗り物)を作れるという点だが、それでは子供には難しいので、実際にはすでに用意されている乗り物だけ使っても十分にクリアすることのできる簡単なミニゲーム集のようなものだろうと甘く見ていた。しかしこれは大間違いで、とても子供向けとは思えない、奥が深く、頭を使い、難易度も高いゲームだった。 ゲームの序盤は、はじめに思っていた通り、自分で乗り物を作らなくても簡単にチャレンジをクリアすることができた。ところが中盤あたりになると、とても手持ちの設計図の乗り物ではとてもチャレンジをクリアできず、乗り物を自作しないと全く歯が立たなくなる。 はじめのうちは、早くチャレンジをクリアしたい気持ちからか、乗り物を自作しないといけないのは面倒だと思っていた。ところが、乗り物を作るのに慣れてくると、チャレンジの内容にあわせて乗り物をカスタマイズするという作業が楽しくなってくる。自作した乗り物が、まさに思ったように機能し、チャレンジをクリアすることができたときの喜びは格別だ。 このゲームの面白さはまさにこの点にあると思う。チャレンジの内容にあわせて乗り物を作成して、試行錯誤を繰り返し、乗り物を改善していき、最後は思ったとおりに乗り物が機能して、見事な好成績でチャレンジをクリアしたときの快感だ。この楽しさは、ものづくりの楽しさそのものではないだろうか。 まるでロボコンのようなゲーム †しかし、良い乗り物を作成しても、操作が下手では好成績を残せない。このようなことを考えていたら、このゲームはまるでロボコン(ロボットコンテスト)のようなゲームだということに気が付いた。ロボコンでは、ルールに合った強いロボットを作成して戦わせるわけだが、強いロボットを作るということ以外に、その操縦の上手い下手も重要な要素になる。その意味で、このゲームはまるでロボコンのようだ。 良い乗り物を作るということ以外に操縦の腕も必要ということは、ゲームを進めるにしたがって思いしさらされた。私がこの手のことが苦手なため特にそう感じたのかも知れないが、レースゲームや、シューティングゲーム、飛行機を操縦するゲームなどが苦手な人には後半はきついだろう。 乗り物の組み立て †乗り物の組み立ては、ただパーツを並べればよいという感じで、レゴブロックよりも簡単だ。難しいことは考える必要がなく、適当に組み立てても何とか動いてくれる。個人的には、適当に作った飛行機が飛んでくれたときは感動した。 ただ、効率よく乗り物を組み立てるには、慣れが必要だと感じた。慣れないうちは、かなりイライラさせられた。もう少し組み立てに関する説明があればあっても良かったのではないだろうか。 また、パーツのコピー&ペーストや、アンドゥ機能も欲しかった。 箱庭ゲーム的な要素 †このゲームには、箱庭ゲーム的な要素もある。世界が結構広く、仕掛けもいろいろ用意されているので、宝探しが楽しめる。 初めの頃は何の邪魔もなく探索できるが、ゲームが進むと、チャレンジ中でなくても攻撃を受けるようになる。例えば、ジグソーピースを運んでいるだけでパトカーから猛攻撃を受ける。警察が邪魔に入るところは、GTA(グランド・セフト・オート)にちょっと似ているが、個人的な意見としては、チャレンジ中以外では、何に邪魔されることなく、じっくりと探索できるようにして欲しかった。 旧「バンジョーとカズーイの大冒険」とは全く異なるゲーム †Nintendo 64の「バンジョーとカズーイの大冒険」はマリオのような正統派のアクションゲームだった。「ガレージ大作戦」はその後の話という設定なのだが、ゲームの内容は全く異なる。私はNintendo 64の「バンジョーとカズーイの大冒険」をプレイしたことがあるのだが、工夫が凝らされた面白いゲームだった。しかし、あまりにアクションの数が多く、アクションの種類とそのアクションを実行するためのボタンを覚えることができず、途中で挫折してしまった。「ガレージ大作戦」を始める前は、また覚えなければならないアクションがやたら多いのかなと危惧していたが、幸い、杞憂に終わった。私個人には、旧バンジョーとカズーイの大冒険よりもこのゲームの方が合っており、より楽しめた。 その他の改良して欲しい点 †そのほかに、個人的な意見として改良して欲しい点をあげておく。
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