NINETY-NINE NIGHTS †
動画 †重大なバグ †(「これはバグとはいえない」という意見もあるかもしれないが、ここではその重要性を考慮して、「バグ」と表現することにする。) このゲームには重大なバグがある。これを知らずにプレイすると、クリアはおろか、半分もプレイすることができない。プレイする前に必ずこのバグを理解しておく必要がある。このバグは、「Xbox.com | NINETY-NINE NIGHTS(N3)」で紹介されてる。 このバグは、普通にプレイしたのでは、いつまでたっても「キャラクター選択」に新しいキャラクターが出現しない可能性がある(かなり高い)というもの。通常は、現在選択できるすべてのキャラクターでクリアしたのであれば、必ず新しいキャラクターが出現するはずなので(最大で7人)、もしすべてのキャラクターでクリアしたのにまだ出現していないキャラクターがあるならば、このバグのせいだと思って間違いない。(特に、インフィ、アスファ、ミーフィーをクリアしても新しいキャラが出現しない時。) このバグの回避法は、次の2点。
つまり、あるキャラクターでクリアしても、その勝利に浸って、ゲームを終了させることは許されない。いくら疲れていたとしても、最低でももう一度ミッションをクリアしなければならない。そうしないと、そのキャラクターでクリアしたという情報がセーブされない。 以下のリンク先も参考になる。 みんなの評価 †このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。 こんな人にお勧め †
特徴 †
概要 †光と闇、2つのオーブをめぐる、人間とゴブリンの戦いの物語。大勢の敵をなぎ払う戦闘は、爽快そのもの。特に大技は、かなりの迫力で、感動もの。ただし、重大なバグがあるため、注意が必要。 システム、操作 †ゲームの流れ †ゲームを開始するには、まずはプレイするキャラクターを選択する。次にステージ(マップ)を選択する。 ゲームが始まると、「○○に行け」や「○○を探せ」などの指示が出され、それをクリアしていく。画面右上には常にマップが表示されており、行くべき場所は赤く表示される。指示をすべてクリアすると、ミッションクリアとなる。指示をクリアできなかったり、プレイヤーが倒されてしまうと、ゲームオーバーとなる。 ゲーム中の操作は、格闘ゲームのような感じ。攻撃、防御の方法は、キャラクターによって異なるが、主に武器を振り回すことで攻撃する(魔法を使うキャラクターもいる)。 ミッションをクリアすると、その結果(クリアタイム、倒した敵の数、最大連続コンボ数など)が最後に表示される。総合的な結果により、ランク付けもされる。 操作方法 †
プレイできるキャラクター †プレイできるキャラクターは、始めはインフィだけだが、条件をクリアしていく(大抵は、すべてのミッションをクリアする)とプレイできるキャラクターが増える。隠しキャラを含め、最大7人まで増える。ただし、こちらのバグのため、特別な方法でセーブしないと、出現しない場合がある。 連続技 †通常の攻撃はXかYボタンで行うが、XとYボタン(それ以外のボタンを組み合わせる場合もあり)をタイミングよく押すことで、連続技を出すことができる。連続技の種類はかなりの数で、レベルが上がるにしたがって、さらに増えていく。 連続技の中には、オーブアタックゲージを消費するものもある。 オーブアタックとオーブスパーク †敵を倒すと、倒れた敵から赤い魂のような「オーブ」が出てきて、自動的に主人公に集まってくる。オーブが集まると、「オーブアタックゲージ」がたまっていき、満杯になると、Bボタンで「オーブアタック」を発動できる。オーブアタック発動時は、XやYボタンで強力な技で攻撃すことができる。 オーブアタックで敵を倒すと、青いオーブが出てきて、「オーブスパークゲージ」がたまる。このゲージがいっぱいになると、Bボタンで「オーブスパーク」を発動できる。オーブスパークは最も強力な技で、周囲の敵を一発で倒せる。動画 アイテム †アイテムは、宝箱を壊して手に入れる他に、敵が落とすこともある。また、ミッションをある条件でクリア(AやSランクでクリアするなど)すると、手に入ることがある。 ただし、敵がアイテムを落とした時、主人公が移動できない場所にアイテムが落とされることがある。 武器とアイテムの装備 †アイテムには、装備することでパラメータを上げたり、何らかの効果のあるものがある。装備できるアイテムの数には制限があり、初めは1つしか装備できないが、レベルが上がると装備できる数が増え、最大で5つまで装備できるようになる。 武器は、1つだけ装備できる(武器を装備できないキャラクターもある)。武器にはレベルがあり、主人公のレベルがそれ以上でなければ、装備できない。 護衛部隊 †主人公のキャラクターによっては、護衛部隊を率いている場合がある。率いる部隊は、2部隊。護衛部隊には、「剣部隊」「長剣部隊」「槍部隊」「弓矢部隊」があり、ミッション開始時に率いる部隊の種類を選択できる。 護衛部隊は主人公に付いて移動し、一緒に戦ってくれる。護衛部隊が邪魔な時は、LBとRBボタンにより、待機命令を出して、主人公についてこないようにすることもできる。また、十字キーの上で攻撃指示を、下で防御指示をを出すこともできる。 マップレベル †ミッションをAかSランクでクリアすると、そのマップのレベルが上がる。マップレベルが増えると、難易度が増す。マップレベルは始めは3だが、最大5まであがる。 ミッションを3回リトライすることにより、マップレベルが1つ下がる。最小で1まで下がる。 ライブラリー †ミッションをクリアするとポイントがもらえ、ポイントを使うことで、ライブラリーでいろいろな画像を見ることができる。 感想 †このゲームの面白さは、大軍勢を相手にした戦闘と、操作できる7人の個性的なキャラクターの存在に尽きるのではないだろうか。逆にこのゲームの評価を下げている主な点は、大きなバグの存在と、短すぎるストーリーだろう。もしこの2つの欠点がなかったら、かなり面白いゲームと言えるので、残念でならない。 戦闘について †敵の大軍勢の中に入って、連続技で次々と切りつけて倒していくのは、気持ちがいい。さらに、オーブスパークの大技は迫力があり、敵を一掃する様は、爽快そのもの。 大きな岩を転がすことによって、攻撃することもできる(自分がやられることも)。また、攻撃によってやぐらや箱などの障害物が壊れるさまも気持ちがいい。 ボスキャラの強さは、雑魚キャラとは比べ物にならないので、大軍の雑魚キャラを蹴散らすための戦い方と、ボスを倒すための戦い方は変えなければならず、戦闘が単調にならない。 敵のキャラクターも、ゴブリン、オーク、ドラゴン、カエルのような奴など、個性があって楽しめる。 連続技も、ほとんどがXとYキーだけを使うため、比較的簡単に出せる(格闘ゲームの苦手は私には、正直少し難しいものもある)。 キャラクターについて †操作できる7人のキャラクターがとても個性的。光の加護を受けた女性騎士、男気のある傭兵、魔法使いの少女、暗い過去を背負った神職、人間と戦うゴブリンなど、魅力的なキャラクターが揃っており、必ずお気に入りのキャラが見つかるだろう。個性的なのは性格だけでなく、武器や攻撃方法、連続技やオーブアタック、オーブスパークなどもそれぞれのキャラクターで異なる。 敵として戦っているゴブリンを主人公にしてプレイできるのも面白い。また、個人的には、隠しキャラの豪快さがたまらない。隠しキャラに2つのミッションしかないのは、あまりに残念。 ストーリーについて †ストーリーは、各キャラクターでクリアしていくと、次第に明らかになっていくということになっている。 しかし、それぞれのキャラクターのストーリーは、同じ戦争の体験をそのキャラクターの視点で見ているという感じではなく、パラレルワールドを体験していうという感じだ。つまり、もしそれぞれのストーリーが同じ時間、同じ世界で起こっていることとすると、明らかな矛盾が生じる。例えば、インフィでプレイすればインフィが隊長に、アスファでプレイすれば、アスファが隊長になる。 また、「次第に明らかになる」という感じでもない。メインのストーリーに関わるのは、基本的には、インフィとカラーランのストーリーだけであろう(ディングバットも少し)。 始めのインフィでクリアしてまず思ったのは、「これでおわり?」ということだ。これから何か起こりそうで、これからが本番かと思った矢先に、エンディングになってしまい、かなり拍子抜けする。これは、インフィのストーリーには続きがあり、すべてのキャラでクリアすると「アナザーワールド」のミッションが追加されるからなのだろう。しかし、インフィのストーリーだけでなく、他のキャラのストーリーもかなりあっさりしている。単純にミッション数を比較しても、インフィのミッション数は6個(「アナザーワールド」を入れると7個)と、他のキャラと比べて多いのだから、当然だろう。 ストーリーは、ゲーム内で語られるというよりも、説明書に書かれていることの方が圧倒的に多い。ゲームは、説明書に書かれているストーリーの最後の結果の部分だけという感じ。しかし、考えてみると、昔のゲームは大抵そうであったし、それで十分楽しめた。これで不満を言うのは、贅沢なのかもしれない。 バグについて †先に紹介したように、このゲームには、プレイ前に必ず知っておかなければならない重大なバグが存在する。私はこのバグのせいで、ひどい目にあった。 インフィ、アスファ、ミーフィーとクリアしていったのだが、新しいキャラクターが登場しない。クリアするだけではダメなのかと思ったが、ウェブで調べてみると、バグであることが判明。私の場合は比較的すぐに原因が分かったから良いが、そうでなかったら、すべてのミッションでSを取るとか、3人のキャラクターのレベルをすべて9まで上げるなどと、いろいろ無駄なことを試していたかもしれない(その前に断念していた可能性のほうが高いか)。このゲームの購入者で、実際このようにもがき苦しんだ人たちがいたかもしれない。 バグの対処法も分かり、もう一度すべてのキャラクターでクリアすればよいことが分かったが、ここでもう一つの壁があった。一度AかSランクでクリアしたミッションは、マップレベルが上昇し、難しくなるのだ。そのため2回目のミッションは前回よりも難しくなり、アクションゲームの苦手な私には、クリアがかなり大変になってしまった。 マップレベルを落とす方法は、リプレイを繰り返すことなのだが(説明書には書かれていないようだ)、3回リプレイしてやっと一つレベルが落ちる。マップレベルは簡単に上昇するのに、下げるのはかなり面倒なのだ。 バグのアフターケアについて †このバグについて説明書や「Xbox.com | NINETY-NINE NIGHTS(N3)」では、あたかも仕様であるかのように説明されている。これも大きな問題であろう。プレーヤーがこの問題をバグではなくただの仕様であると認識することで、その重大さを認識できなくなる。そのため、「普通にプレイしていれば問題ないのだろう」という誤解を生むことになる。もし、これがバグであり、プレイ前に絶対に理解しておかなければいけない重要な問題であるとはっきり書いておけば、その誤解は無くなっただろう。 この問題の回避法に関して説明書では、ページのちょうど真ん中あたりの、「戦闘準備」の項の「ミッションリザルト」の下に書かれている。なぜこんな分かりづらい箇所に、こんなに重要なことを書いているのだろうか?これは、ゲームの購入者がプレイする前に必ず知っておかなければならない情報である。説明書とは別の紙に書いておくか、説明書の1ページ目に書いておくのが適当ではなかっただろうか?(両方すべきかも。) さらに、この問題の説明の仕方も非常に分かりにくい。もっと分かりやすく説明すべきである。 このような重大なバグをあたかも仕様のように記述することによって、間違いなくプレーヤーは混乱し、著しい不利益を被る。これはメーカーの信用を落とすことでもあり、メーカーにとっても何一つ良いことがないと思うのだが...。 その他 †
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