Dance Central †
動画 †下の動画は英語版 みんなの評価 †このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。 こんな人にお勧め †
特徴 †
概要 †Kinectを使ったダンスゲーム。 システム、操作 †ゲーム開始からの流れ †まずは、曲選びから始まる。収録曲は32曲あり、さらに、「Challenge」というものが8つ用意されている。Challengeは、はじめは、すべてロックされている。 曲は難易度順に並んでおり、0から6までの難易度がある。 曲を選ぶと、モードの選択になる。モードには、ムーブの練習をする「プラクティス」、実際にダンスを行う「パフォーマンス」、二人で対戦する「ダンスバトル」の3つがある。 次に、スキルレベルを選ぶ。レベルは「イージー」「ノーマル」「ハード」の3つから選べる。レベルが上がると、ムーブ(動き)の種類が増える。 実際にプレイする前に、ダンススポット(踊る場所)と、ダンサー、あるいはダンサーの衣装を変更できる。ダンススポットやダンサー、ダンサーの衣装は、ゲームを進めると徐々にアンロックされる。また、アンロックされていれば、ワークアウトモードや、フラッシュカードなしの選択もできる。 パフォーマンスモードでダンスする †ダンス(パフォーマンス)は、画面中央にいるダンサーの動きを、鏡を見ているように、まねて行う。例えば、ダンサーがこちらから見て右に移動したらプレイヤーも右に移動すればよい。 うまく踊れなかった部分があると、ダンサーのその箇所(腕か足)が赤く光って教えてくれる。 パフォーマンスは、「ムーブ」と呼ばれる短い動作の連続からなる。例えば「ステップサイド」というムーブは、右に右足を一歩出してから左足を揃え、左に左足を一歩出してから右足を揃えるという動きである。 現在行うべきムーブは、画面右に表示される「フラッシュカード」で確認できる。次に行うべきムーブと、次の次に行うべきムーブも表示される。さらに、前と、前の前のムーブも表示されており、そのムーブが成功したか色で分かるようになっている。なおフラッシュカードを隠すこともできる。 現在のムーブを完璧に成功させると、ダンサーの足元が白く光り、「Perfect!」と表示される。完璧ではないが成功させると緑に光り、「Nice!」と表示される。足元が黄色や赤く光ったときは、失敗したことを意味する。 ムーブを成功させることで、スコアが上がっていく。ムーブを連続して成功させると、スコア倍率が上がっていく。スコア倍率が最高の4になると、周りの景色がダンスフロアのようになる。また、ダンスのできによって、最高5つまでのスター(青い5つスターもあるが、ゴールドの5つスターが最高)を獲得できる。これらの情報は、画面左に置かれたサウンドボックスに表示される。 プレイヤーの実際の姿(影だけ)は、画面右端の「ヘルプフレーム」に表示される。 パフォーマンスの途中には、フリースタイルの時間がある。この間は自由に動いて構わない。この間連続写真が撮られ、表示される。写真を見たくないならば、設定で表示させないことも可能。 最後には、その曲特有のフィニッシュムーブがある。フィニッシュムーブはプラクティスで練習できないので、パフォーマンスで実際に確かめるしかない。 プラクティスで練習する †プラクティスでは、パフォーマンスに登場するすべてのムーブ(フィニッシュムーブを除く)を1つずつ練習できる。 ムーブの練習では、まずダンサーが1回踊り、手本を示す。その後プレイヤーが実際に踊り、3回成功させると、そのムーブを成功したことになる。3回成功する前に3回失敗してしまうと、そのムーブは失敗したことになる。 もしすでにそのムーブを踊れるならば、ダンサーがはじめに手本を示すところでプレイヤーが一緒に踊ってもよい。うまく踊れたら成功したことになり、次のムーブに進める。 ムーブに失敗したときは、画面左上に「スローダウン」と表示される。この時左手を左から右にスライドさせると、ダンサーの動きが遅くなり、動きをじっくり確認することができる。画面の左上に「スピードアップ」と表示されているときに左手をスライドさせると、元の速さに戻る。 ムーブを3回成功させた直後、画面左上に「リトライ」と表示される。この時左手をスライドさせると、もう一度そのムーブを練習することができる。 幾つかのムーブの練習が完了すると、Recapとなる。Recapでは、パフォーマンスの一部を、練習したムーブを連続して踊る。Recapではリトライやスローダウンができない。 パフォーマンスに登場するすべてのムーブを練習するまで、このようなムーブの練習とRecapが繰り返される。 ダンスバトルで対戦する †ダンスバトルモードでは、二人が順番に踊り、得点を競う。二人が1曲ずつ踊るのではなく、1曲の中で順番に踊る。 プレイヤーごとにレベルを変えることも可能。 ワークアウトモード †ワークアウトモードを有効にすると、まず体重を入力する。体重は記憶されないので、毎回入力する。 ワークアウトモードの時は、パフォーマンス中、画面左上に経過時間とカロリーが表示される。 Challenge †1曲まるまる踊るパフォーマンスの他に、同じ難易度の曲の一部分だけを順番に踊る、Challengeというものもある。Challengeは難易度が0から6までの7つの他に、最後に「グランドフィナーレ」があるので、合計8個ある。 Challengeは、同じ難易度の曲すべてで高得点を出すとアンロックされる。 Challengeには、プラクティスモードがない。 収録曲と難易度 †
感想 †このゲームの評価をするには「ダンスエボリューション」との比較が不可避だと思いますが、残念ながら私はダンスエボリューションをプレイしたことがないことをご了承ください。 また、私は全曲踊ったわけではなく、難易度3までの全曲をイージーレベルで踊り、なんとか5つスターを獲得できているという現状です。 もはやダンスゲームはKinectでしかできない †私はダンスと全く縁のない人間である。小学校の運動会でダンスを踊ったときも、「嫌々やらされています」オーラをガンガンに発し、真面目にやることはなかった。そんな私がこのゲームをやって、ちょっと恥ずかしいが、「ダンスって楽しい!」と初めて思った。 今まで私が「ダンスゲーム」と呼んでいたものは、床にあるマットを足で踏むというものだった。しかしこのゲームをやると、今まで私がダンスゲームと思っていたものは一体なんだったんだと思える。これからは間違ってもこれらの床踏みゲームをダンスゲームとは呼べない。*1 正直に言うと今までは、Wiiと比べて、Kinectの魅力というものをいまいち把握できていなかった。しかし、このゲームのようなダンスゲームは間違いなくKinectでしかできない。*2これからは、「ダンスゲームするならKinect」という風になるのではないだろうか。 難しいムーブを踊れたときの楽しさ †簡単なムーブを曲に合わせて踊るだけでも楽しいのだが、一見すると「一体どうやるの?」と思えるムーブを練習することで踊れるようになると、達成感も加わり、さらに楽しい。またパフォーマンスでは、ムーブとムーブのつなぎがうまく行くと、とても気持ちいい。 私のような全くの素人の場合、お手本のムーブを見ても、その動きをすぐに正しく理解することは難しい。実際、お手本と全く同じ動きをしているつもりなのに、良い判定がでないということが何回もあった。良い判定がでないというのは、一度も成功しないということではなく、何回やってもPerfect!が出なかったり、毎回同じように踊っているつもりなのに、Perfect!が出る時もあれば、失敗する時もあるということだ。 このようなムーブに遭遇すると、はじめの頃は、判定精度が悪いのではないかとか、正しく認識されていないのではないかと疑った。実際説明書には、「ゆったりした服を着ているとKinectセンサーがプレイヤーの動きを正しく認識できないことも」と書かれている。「これは裸で踊らないとダメなのか?」と思いつめた時もあった。しかしプラクティスで色々試してみると、大抵の場合、「ここに気をつけて踊れば、良い判定が出る」というコツを発見できた*3。つまり、精度は概して良く、問題は自分にあると考えるべきだ。 しかし、それでも、どうしてもうまくできないムーブもある。そんな時は非常に歯がゆく、どこが違っているのかもう少し詳しく教えてくれないかなとか、お手本を横から見れないのかなとか、今自分がどのように動いたのかを見れないのかななど、要望を出したくなる。ただ、ダンスを指導するソフトならいざしらず、ゲーム性を考えると、自分で試行錯誤して正解を探す位が良いのかもしれない。 なおプラクティスでの「スローダウン」と「リトライ」の選択は、慣れないと非常に難しい。これらを選択するときは、左手を左に伸ばし(左上ではない)、素早く右にスライドさせるとうまくいく。 広いスペースが必要か? †このゲームをプレイするのに広いスペースが必要かと言うと、その通りである。すべての曲ではないが、曲によっては、私の狭い部屋では満足に踊れないものもあった。周りを気にしないで踊るためには、結構なスペースが必要だろう。具体的には、Kinectセンサーから最低1.8m離れ、前後に一歩と、左右に一歩移動して、手を思い切り伸ばせる位のスペースが必要だ。ただ、左右前後への移動はそれほど大きい動作でなくてもOKなので、こじんまりと踊ればなんとかなるだろう。 ゲームが上手いことと、ダンスが上手いことは別 †このゲームがうまいことと、ダンスがうまいことはイコールではない。少なくとも私の場合はゲームで高得点を出すことしか考えていないので、そのために必要だろうと考える動きだけをしている。いくらKinectセンサーが全身の動きを見ているといっても、細かい動きまでは見ていないし、判定の厳しい箇所と甘い箇所がある。そのためゲームでうまく踊れたとしても、所詮何となくそれっぽい動きをしているだけで、本当にかっこ良いダンスの動きとは全く違う。そのことを百も承知しているので、このゲームに登場する写真撮影とそれを見せられるという仕打ちは、なんとも耐え難い。すぐにオプションを開いて、この機能をオフにしたことは言うまでもない。 しかしこの手のゲームの恐ろしさは、多分純粋な心の持ち主なのだと思うが、ゲームがうまくなると、実際のダンスもうまくなったと勘違いしてしまう人が出てくることだ。このような人が、ゲーム内では絶賛されているらしいダンスを、得意満面で披露しているのを見てしまうと、いたたまれなくなる。このような人達が深いトラウマを作らないように、間違ってもそのようなダンスを動画投稿サイトに投稿しないように祈りたい。 とは言うものの、このゲームをきっかけにして「ダンスをうまく踊れるようになりたい」と思うようになるのは自然なことだ。しかし私の場合、ゲームでうまく踊れたことになっているダンスと、お手本のダンサーのかっこいいダンスを比べると、その差は宇宙規模と思える位大きい。その差を埋めるのは、並大抵のことではないだろう。やはりプロのダンサーはすごいなと感心しつつ、私個人は人目に触れぬようにしながら、思い切りこのゲームを楽しみたい。 ヒント †攻略 †リンク †関連 †コメント †
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