Forza Motorsport 3 †
動画 †下の動画は体験版とのことです。 みんなの評価 †このゲームをやったことのある方は、以下の評価にご協力をお願いします。 こんな人にお勧め †
特徴 †
概要 †リアリティを追求した正統派レーシングゲーム。時間を巻き戻せるリワインドや多彩なアシスト機能により、初心者から上級者まで楽しめる。 システム、操作 †シーズンモード †シングルプレイのメインであるシーズンモードでは、スケジュールに従って、世界中の様々なレースに参加する。隔週の日曜日に開催されるワールドチャンピオンシップの他に、選択したイベントに参加することができる。 レース終了後、賞金(クレジット、CR)と経験値(XP)が加算される。XPはドライバーレベルとカーレベルに加算され、一定量以上たまると、レベルアップする。ドライバーレベルが上がると、新車が手に入る。また、ドライバーレベルが上がると、購入できる車やイベントがアンロックされることもある。カーレベルは車ごとのレベルで、カーレベルが上がると、特定のパーツが10%オフになる。カーレベルは最大で5までとなっている。 レース後にリプレイをみることもできる。リプレイでは、様々なカメラ位置、カメラワークで観賞できる。リプレイ中にフォトを撮ることができる。フォト撮影ではコース上を自由にカメラを移動させて、好きな位置から撮影することができる。リプレイの一部分をムービーとして保存することもできる。 ドライバーを採用してレースに参加することもできる。この時、レース中プレイヤーはなにも操作する必要がなく、ただレースを見守るだけでよい。ただし、賞金の半分は採用したドライバーのものになる。(ドライバーを採用できるのは2年目から?) リワインド †レース中にBACKボタンを押すと、まるで逆再生したかのように時間が戻る。ある程度戻ると止まり、Aボタンを押すとここから再開することができる。または、BACKボタンを押してさらに巻き戻すこともできる(ただし、どこまでも巻き戻せるわけではなく、限界はある)。このリワインド機能はレース中いつでも、何度でも使用できる。また、リワインドしても特にペナルティはない。 アシスト機能 †初心者のために、様々なアシスト機能が用意されている。アシスト機能をオン、オフすることで、難易度を調節することができる。 アシスト機能には、オートブレーキ、アンチロックブレーキ(ABS)、スタビリティコントロール(STM)、トラクションコントロール(TCS)、マニュアル/オートマティック、推奨ライン、対戦相手のレベル、ダメージ、燃費消費、タイヤ摩耗がある。 推奨ラインを表示すると、どのように走ればよいかというラインが緑で表示される。ブレーキをかけるところは赤く表示される。ブレーキング箇所だけを表示することもできる。 「ダメージ、燃費消費、タイヤ摩耗」は、「外観のみ」「制限あり」「シミュレーション」のどれかを選べる。 アップグレード、チューニング †車のパーツをアップグレードすることができる。どのパーツをアップグレードすべきかを自動的に決めてくれる「クイックアップグレード」機能もある。 チューニング設定で設定できる項目には、タイヤ空気圧、ギア比、アライメント(キャンバー、トー、キャスター)、スタビライザー(スプリング、車高)、減衰力、エアロパーツ、ブレーキング、デフがある。設定は保存することができる。 ベンチマークやテストドライブもできる。 ペイント †ペイント機能でマイカーの色を変えたり、バイナル(ビニール、色々な形のシールのようなもの)やデカール(ステッカーのようなもの)を貼ることができる。レイヤー機能でバイナルやデカールを幾つの重ね合わせることができる。レイヤーをグループ化して、バイナルグループとして保存することもできる。 感想 †私はオフラインでしかプレイしていないため、ここでの感想はオフラインプレイでの感想です。 私でさえも連戦連勝 †私はカーレースゲームというものをほとんどしない。私が今までにハマったことのあるレースゲームは、マリオカートだけだ。しかも、自動車自体にもほぼ興味がない。そんな私が、いかにも車好きのためのゲームという感じのこのゲームをまともにプレイできるか心配だった。しかし、結果を言うと、全く問題なく楽しむことができた。 初級者レベルでゲームを始めると、オートブレーキや推奨ラインの表示などのアシスト機能がすべてオンになる。オートブレーキをオンにすると、カーブで適度なブレーキが自動でかかるため、プレイヤーはアクセルをべた踏みでよく、ハンドル操作だけすればよい。推奨ラインが表示されているので、結局は推奨ライン上を車が走るようにスティック操作だけに集中すればよい。(正確には、他の車をよけたり、オートブレーキだけでは曲がりきれないこともあるため、それだけとは言えないが。) また、初級レベルでは、コンピュータが操縦する対戦相手がかなり下手くそだ。私がこのゲームを始めてすぐのレースで、先頭を走る対戦相手の車がコーナーで思いっきり横転して転がって行ったのには驚いた。車の横転は今までこの1度だけだが、前を走る車が勝手にコースアウトしてくれたり、壁に激突してくれたりということはしょっちゅうだ。 その上、リワインド機能まである。こうなるとさすがの私にとっても過保護であり、現在までほとんど負け知らずである。 アシスト機能の説明が見つからない... †ここまで簡単に勝ててしまうと、生意気にも、逆につまらなくなってくる。そこで、難易度を少し上げてみようかなということになる。いきなり中級というほどの自信はないので、アシスト機能を1つずつ切っていこうかなと考える。このように細かな難易度の調整ができるのは非常にありがたい。 ところが、実際にやってみて気がつくのだが、各々のアシスト機能の意味がよく分からない。例えば、オートブレーキを使えばアクセルを踏みっぱなしでよいと前述したが、実はこのことはすぐには分からなかった。実際にオートブレーキをオン、オフ切り替えて試すことで、どうやらそのような機能らしいということが分かった(つまり、このままいけば壁に激突するなどという時に自動でブレーキをかけてくれるわけではないようだ)。ただ、本当にそのような機能なのかは、やはり分からない。「オートブレーキ」という名前だけ見ればどのような機能なのか分かって当然ということかもしれないが、私のような素人には大雑把にしか分からない。 このゲームは、付属の説明書がとても薄い。最近はゲーム内で詳しい説明を行うゲームが多いので、説明書が薄いのは問題ない。実際このゲームでも、ゲームの進め方などに関する説明が音声で流れるため、大まかな把握はできる。ただ、アシスト機能の説明がないように、自分でいろいろ試してみないと分からない部分がかなりあった(未だにわからないことも多いが)。私は説明書をろくに読まずにゲームを始めるタイプの人間なので、このような試行錯誤もそれほど苦にならないが、そうでない人は説明不足と感じてしまうかもしれない。 リワインドという夢の機能 †リワインド機能を使えば、いつでも時間を戻してやりなおすことができる。これは、レースゲームだけでなく、すべてのゲームで(あるいは、現実の生活でも)、あったらいいなと思う夢のような機能だ。この機能があれば、ストレスはかなり軽減されるだろうし、怒りにまかせてコントローラを投げつけて壊してしまう悲劇もなくなるだろう。 しかし、うまい話には裏があるというのが世の常である。このリワインド機能について言えば、・・・全く裏がない。私の理解が正しければ、何のペナルティもなくリワインドを何回でも使用できる。信じがたいことだが、どうやら事実のようだ。よって、リワインドは心おきなく使用することができる。 それではリワインドを何の抵抗もなくバシバシ使えるかというと、少なくとも私は、そうではない。リワインドを使うとずるをしたという罪悪感を感じてしまい、たとえ勝ったとしても充実感がなく、全く嬉しくないのだ。そんなわけで、リワインドを行うBACKボタンを押す手はかなり重く、むしろペナルティがあった方が気持ちよくBACKボタンを押せるような気がする。リワインドはゲームとしてのペナルティはないが、その分精神的なペナルティは重く感じるという、奥の深い、不思議な機能だ。 リアルなレーシングシミュレーター †このゲームのリアルさは素人の私にもわかるほどだが、何せ素人のため、とても評価できる立場ではないので、ここでは言及しない。ただ、車が好きな人ならばどっぷりはまれるだけの奥深さがありそうだ。このゲームは、「世界最高峰のレーシングシミュレーター」といううたい文句だが、その通りだろう。 一方、私のようにゲームは好きだが車にはあまり興味がないという人間からすると、ゲーム性は薄いと感じた。ただ、ゲーム性にはこだわらず、とことん玄人好みしそうなリアリティを追求するゲームは必要であるし、何よりかっこいい。これからも一般受けしそうなゲーム性を変に取り入れることなく、ストイックに、よりリアルなレーシングシミュレーターを目指してほしい。 ヒント †攻略 †リンク †
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