Halo3 ODST

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動画は英語版。

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こんな人にお勧め

  • Halo3との違いは、シングルプレイでは、キャンペーンが全く新たなものであることと、新しいモード「ファイアファイト」が追加されたこと。マルチプレイでは、Xbox LIVEマーケットプレースで配信されているLegendary、Heroic、Mythicのマップパックと3つの新マップが追加されたこと位のようだ。よってすでにHalo3を持っている人は、この差をどう評価するかがポイントになるだろう。
  • キャンペーンモードは非常に短く、ストーリー性も薄いので、シングルプレイしかしない人はその点を覚悟すべきだろう。

特徴

  • システムなどはHalo3とほぼ同じ。ただしシングルプレイのODSTは若干の違いがある。
  • Halo3のすべてのマルチプレイ機能を含んでいる。マップも、Halo3の既存マップの他、Xbox LIVEマーケットプレースで配信されているLegendary、Heroic、Mythicのマップパック、さらに3つの新マップ、計24のマルチプレイ用マップを収録している。
  • シングルプレイ(協力プレイも可)のキャンペーンモードでは、廃墟となった街を舞台に、ODSTのメンバーとなって敵のコヴナントと戦う。
  • ODSTの新人である"ルーキー"がはぐれたメンバーを探すというストーリーで、プレイヤーはルーキーだけでなく、他のメンバーにもなってプレイする。
  • 指定された経路を直線的に進むのではなく、広い街を比較的自由に歩き回ることができる。
  • キャンペーンの初めに簡単な操作法の説明がある。
  • 「バイザーモード」により、敵と味方の区別が容易にできる。
  • 「バイザーデータベース」でマップを表示させることができる。
  • 体力の状態(HP)には「スタミナ」と「ライフ」の2種類がある。「スタミナ」はしばらく敵から攻撃を受けないと自動的に回復するが、「ライフ」は「ライフパック」を入手しないと回復しない。
  • 武器の両手持ちや、装備の使用ができなくなった。
  • データターミナルを探す楽しみも。
  • 最大4人の仲間と協力し、波状攻撃を仕掛ける敵から街を守る「ファイアファイト」モードが追加。
  • 音声も日本語化されている。
  • 次回作「Halo: Reach」のマルチプレイヤーベータテストへの参加権が提供される。

概要

Halo3とほとんど変わらないが、キャンペーンが全く新たなものであり、新モードの「ファイアファイト」も追加された。

システム、操作

システムや操作性は、Halo3とほぼ同じ。だが、シングルプレイでは、若干の違いがある。

キャンペーンモードのゲームの進み方

キャンペーンモードの主なストーリーは、ODSTの新人である"ルーキー"が街を歩き回って、仲間の痕跡を探すというもの(ルーキーミッション)。ルーキーは、指定された順路通りに移動してタスクをこなすのではなく、オープンワールドタイプのゲームのように、広い街の中を比較的自由に歩き回ることができる。見つけるべき痕跡の位置はマップに表示され、それを頼りに探すことができる。

ルーキーが仲間の痕跡を見つけると、今度はその痕跡を残した仲間を主人公にした話になる(フラッシュバックミッション)。プレイヤーはその人になって、ゲームを進める。このフラッシュバックミッションは従来通り、順路に従ってタスクをこなすという感じ。フラッシュバックミッションが終わると、再びルーキーミッションに戻る。

このように、ルーキーミッションとフラッシュバックミッションを繰り返すことでゲームが進められる。

バイザーモード

バイザーに搭載された高感度的探知ビジョンモードにすると、暗いところでも明るく見えるようになる。さらに、敵の輪郭は赤く、味方の輪郭は緑に、その他の物体は黄色く、武器やライフパックなどは青く表示される。ただし明るいところでバイザーモードにすると明るすぎてかえってよく見えなくなってしまう。

バイザーデータベース

バイザーデータベースで、マップを表示できる。マップには目的地となるビーコンの位置や、近くにいる味方や敵も表示される。また、マーカーを設定することができる。

バイザーデータベースではマップの他に、やるべきミッションの確認や、今までに見つけたデータターミナルなるから回収したデータの確認ができる。

ファイアファイト

ファイアファイトは、次々とやってくる敵を倒し、スコアを競うモード。最大4人でプレイできる(XBOX360本体では2人まで)。

ゲームが進むと様々なスカルがオンになり、難易度が上がっていく。

感想

私はこのゲームのキャンペーンモードを難易度ノーマルで一回クリアした直後にこの記事を書いており、マルチプレイは行っていません。よってこの感想もキャンペーンモードのみの感想です。さらに私はHaloシリーズは前作のHalo3を少しプレイしたことがある程度です。

ルーキーが仲間の痕跡を探して、痕跡が見つかると、今度はプレイヤーが痕跡を残した人になり、その痕跡を残す過程を時間をさかのぼってプレイするという、まるで映画のようなストーリーだった。私は今までこのようなストーリーのゲームを経験したことがなかったので、楽しかった。

ただしストーリー性は、Halo3と比べてもかなり弱かった。また、Halo3と比べて、ストーリー的、あるいはゲーム的に盛り上がる場面、興奮できる場面がこれといってなかった。最後も、まるでゲームの途中で突然終わってしまったかのように終わり、正直びっくりした。

プレイ時間もかなり短く、ボリューム不足は否めない。私は急ぐことなくゆっくりプレイしたつもりだが、十数時間でクリアしてしまった。ただし、データターミナルを探したり、良いスコアをとることを目標とするならば、もっとじっくり遊べるかもしれない。

このゲームの主な舞台は街の中だ。私はFPSをそれほどプレイしないが、その中でも街が舞台のFPSは久しぶりで、わくわくさせられた。街が舞台のゲームで楽しいのは、本屋や食料品店、薬屋など色々なお店があって、その街がどんな街なのか想像できる点だ。しかしこのゲームに登場するのはほとんど生活感のないビルばかりで、しかも建物の中にはほとんど入ることができなかった。これでは街を舞台にした意味も薄れてしまうのではないだろうか。

前作ではかなり強い仲間がついてきたため、私が敵を攻撃せずに右往左往しているだけでも勝手に敵がやっつけられてしまい、何の充実感のないままゲームが進んでしまった。今回は、特にルーキーミッションは一人きりなので、邪魔されることなく思う存分自分のペースで敵と戦うことができた。できればすべてのミッションで一人だけで戦いたいと思ってしまった私は、自分勝手だろうか?

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